■ 当ブログ推奨のクリニック

筆者は「 ナチュラルクリニック代々木 」 を受診していたので、実際に受診しておりませんが、
 
 ・新宿溝口クリニック
 ・B-Rainクリニック(横浜) NEW

 ・ランディック日本橋クリニック NEW
の3つのクリニックを当ブログでは推奨しております。

2005年の頃 うつ病と脳の関係について独自に調べている中、うつ病ドリル というサイトを見つけ、栄養によるうつ病へのアプローチ法を知りました。

自前でサプリを買い揃え、自分なりに試行錯誤しながら、「 栄養療法 」を実践していたわけですが、あるとき、抗鬱剤より理に叶っているのに専門医はいないの?同じ考えで治療を行うクリニックが無いの?と疑問を持ち、ネットで「うつ病」「栄養」などのキーワードで検索していると出会ったのが「ナチュラルクリニック代々木」という栄養療法専門のクリニックでした。

この出会いは私にとって非常に大きく、

 ・減薬と食事の指導、
 ・効果的なサプリメント摂取の提案、
 ・心につかえていた事を打ち明けられたなど、

当時は、院長を務めていらっしゃった白井洋一朗先生と、カウンセラーの田中路子さんのお二人から受けた診察とカウンセリングが大きな転換でした。

受診期間は2006年の1月頃~2007年の4月頃まで、その間に完治に至り、2006年6月にこのブログを開始しています。

ただ、私の場合、受診前から栄養療法を始めていた事に加え、睡眠リズムの構築や運動を取り入れるなどの生活習慣の見直しも行っていたことも、飛躍的にに回復できた理由であったと思います。

ブログを開始した直後は、当然、このナチュラルクリニックを推奨クリニックとしてご紹介していたのですが、しかし、現在は紹介を取りやめております。

なぜかと言うと、その理由は医師の着任が安定しないことに尽きます。

私が受診していた直後に白井先生は辞められ、そのあとも何名もの院長先生が交代する事態に陥っていきました。噂を聞く限りでは、ナチュラルクリニック代々木は、医学博士の肩書はあっても医師免許を持たない神津健一氏がオーナーで、雇われ院長との間でたびたび、たびたび軋轢が起こり、辞めていったと聞いています。

そのような経営状態では疑問を抱かざるを得ず、ナチュラルクリニックの紹介を止めるという判断に至りました。

そこで、次にわたしがしなければならなかったことは、

本当に信頼できる栄養療法クリニックをブログで紹介する事、

でした。


インターネットや書籍、ブログ読者の方から頂く情報を元にして、本当におススメできるクリニックを見つけるまでには、時間がかかりましたが、なんとか出会うことができました。


それが上記3つのクリニックです。


まず、新宿溝口クリニック ですが、院長の溝口徹医師は、栄養療法の第一人者であるライナス・ポーリング博士 の弟子にあたるエイブラム・ホッファー博士 から、直接、師事を受けた元々、内科医の先生です。

著書によれば、奥様が原因不明の不調(不定愁訴)に悩まされ、そして、栄養療法によって立ち直ったという経験から、自然療法の可能性を感じられ理解を深めていったたそうです。


溝口先生のブログ では、様々な栄養素の重要性の解説や血液から得られる検査結果の分析、症例と治療成功例など非常に詳しく書かれており、栄養療法の研究と成果についてとても詳しく様子が分かります。

特に低血糖症の説明も非常に詳しく記述されいて、私自身、うつ病と糖質の関係を知るきっかけにもなりました。元、内科医らしく、

 ・入念な血液検査や、
 ・低血糖症診断のための糖負荷検査
 ・その他ピロリ菌等の検査及び除菌


など、体の恒常性を高めるために、客観的な診断を基本とし、過去の治療データに基づいて、治療に当たる方針を採られています。

既存の心療内科の主観に基づく問診や診断では無いので、非常に信頼性を感じることができます。



次に B-Rainクリニック NEWですが、従来の心療内科における問診と薬の処方だけの治療に疑問を持たれた高卓士先生が2012年12月に開業された新しいクリニックです。

治療方針は以下の通りです。

 ・SPECTによる客観的な脳の画像診断
 ・血液検査(栄養状態の把握)

 ・上記検査に基づく食事指導と栄養療法(サプリメント)
 ・認知療法プログラム
 ・その他運動指導など


まず、SPECTによる診断ですが、ダニエル・エイメン方式の脳画像診断法を取り入れており、そのエイメン氏が保有する7万例にも及ぶ精神疾患に関するデータベースに基づいて、B-Rainクリニックでは診断を行います(但し条件に合う場合のみ)。(ダニエルエイメン氏に関しては書籍 も参照ください。)

うつ病のタイプをある程度、分類できる症例が揃っているので、脳の画像診断に、血液検査の結果も加え、より的確に、

 ・どんな栄養素が効果的か、
 ・生活や食事の面では何をすればよいか、
 ・心理面ではどのようなケアが必要か、

など、治療方針を立てていくいことができます。

あるきっかけから、筆者はクリニックの院長である高卓士先生 と開業前にお会いすることができました。

ダニエルエイメン氏は、脳の画像による客観的な診断方法開発の
第一人者であるだけでなく、栄養療法、運動、食事、認知療法など、
様々な治療法を組み合わせて精神疾患の治療に当たる先進的な
医師ですが、高先生はこのエイメン氏に飛び込みでコンタクトを取り、
そこから、エイメン方式の短期間プログラムを修了され、病院の
治療に活かしていく方針だとのことでした。


まさにわたしがうつ病の治療で必要だと感じていることと完全に合致します。


うつ病は、過度のストレスによって脳内で様々なトラブルが起こり、さらに、栄養欠損や低血糖症などが複合的に重なり合い、引き起こされているとわたしは考えています。

従って、「複合的なトラブル」に対して、栄養療法だけでは「完全な治療」というには少々足りず、食事や運動、睡眠の是正、アロマや鍼灸なども有効であり、また、「心の苦しみ」に対しては認知療法やカウンセリングなどの心理療法も効果があり、うまく組み合わせることが大事です。

わたしの考えでは、うつ病の原因は栄養欠損や低血糖症などの物質面だけではありません。ストレスや栄養欠損、生活習慣など、複合的な問題に起因します。

新宿溝口クリニックは、内科的なアプローチに基づいた物質面だけに特化した治療だけなので、心理面まで含めた総合的な治療法を受けられるB-Rainクリニックは、多角的なアプローチ法を持っているクリニックだと言えます。

事実、高卓士先生は、うつ病の対処には1人1人の状態に合わせた総合的な治療計画が必要と仰られており、それは、物質面も心理面も、両方ともということでしょう。

高先生の人柄も大変、優しく穏やかな雰囲気で、素人の私の考えに対しても耳を傾けてくださり、温かさや懐の深さを感じました。

そういった理由から、開業直後ではありまずが、当ブログではB-Rainクリニック を強く推奨いたします。