このブログを開始した2006年6月から比べると、うつ病のインターネット情報も爆発的に増えました。(このページは、2015年1月に作成したものです。)

たとえば、
 ・ストレスコーピング
 ・食生活の乱れがうつ病の原因だとする情報
 ・低血糖症がうつ病の原因だとする情報
 ・腰や背骨、首のヘルニアがうつ病の原因だとする情報
 ・体の強い緊張、筋肉のコリがうつ病の原因だとする情報、
 ・あごの関節のズレがうつ病の原因だとする情報
 
・アロマテラピー
 ・スピリチャル系のヒーリング
などなど。

こういったものがたくさん出回っていて、 「いったい何が正しいのだろう・・・。」というのが本音ではないでしょうか。

うつ病についてインターネットで調べれば調べるほど、うつ病の本質が
見え辛くなっている印象を受けるというのが実にさまざまな理論や治療法が出回っており、出ては消えていく、ちまたの「ダイエット法の様です。


実際、栄養療法をはじめ、
 
・糖質制限
 
・運動
 ・光療法
 ・マッサージ
 
・カイロプラクティック
 ・鍼灸
 ・漢方
 ・アロマ
 ・認知療法
 ・ストレスコーピング
 ・動物セラピー 
など、これらは、全てうつ病に効果があると思います。

しかし、効果があったからと言って、それがうつ病の原因だった、と言うのは早計です。

うつ病の原因は、生活習慣、ストレス、遺伝的体質、肉体におけるケガや不調など、総合的、かつ、複合的な原因が元で発症しています。

ですから、うつ病になってしまったときに、人それぞれ、どの治療法が効果的だったのか違うはずです。(もちろん薬がもっとも効いた人もいるでしょう。)

そういった理解を前提に、本テーマでは、ちまたに溢れるうつ病の情報を筆者が鋭くレビューしていきたいと思っています。

まず初めの記事では下のような情報商材をレビューしていきます。

・栄養療法に深く特化した情報商材、
・低血糖症に特化した情報商材、
・運動や体の緊張について特化した情報商材
・心や物事の捉え方、認知療法に特化した情報商材、
・傷害年金の受給、労災の認定などお金に特化した情報商材

筆者が実際にお金を出して購入し、
 ・使える!
 ・人によっては価値あり?
 ・ただのゴミ
の三段階で評価しています。


■低血糖症の対応
【荒木式】うつ病克服プログラム~うつ病で苦しんでいる方のご家族やご友人へ~ 

評価:使える!
低血糖症について特化している情報商材です。
低血糖症の程度は人によって重度・中度・軽度と様々ですし、また、その治療法=糖質制限の程度も医師によって異なります。

しかし、私のブログでは、低血糖症の基本的な概念と、砂糖をあまり取らない生活を心がけるようにとおすすめするだけで、低血糖症の検査や診断、治療法ついて具体的に細かい説明を割きませんでした。

低血糖症はそれだけに着目して説明すれば、かなりのスペースが必要で、検査や治療法の記述はいろいろな考え方があり難しいからです。

従いまして、この低血糖症に特化した情報商材は、低血糖症について知識、理解が深まり、栄養療法クリニックに通えない方が低血糖症に対する対応を自分で行うことができるものとなっています。

「甘いものは好きだが、甘いものをたくさん食べると体調が悪くなり、心の状態もおかしくなる気がしている・・・」と言う方には、是非、一度、参考にしていただきたいなと思い紹介させて頂いております。


筋緊張
うつ病改善プログラム

評価:人によっては価値あり?
うつ病の原因は筋肉の緊張であると断定する、
私からすると、非常に短絡的な結論を導いている情報商材です。

では、なぜ、これをおすすめするか?というと、うつ病のときに、酷い頭痛と肩や背中、首筋の凝りに悩まされていた私の経験に由来します。

当時、あまりの頭痛でアタマの中に何か問題があると思って、東京女子医大の脳神経科を受診し、

「頭が割れるくらいの頭痛が毎日続いていて、脳をチェックしてほしい。」

と医師に検査を頼み込むところまで思い詰めました。

医師は怪訝そうな顔をしながら、体の反射を確かめたりしたうえで、「問題ないと思いますよ」という返しでしたが、私が、「どうしてもMRIやCTスキャンなどで、脳の中を診て欲しい」と強く希望して、ようやくMRIを撮ってもらうことになりました。

しかし、医師の最初の見立て通りで、MRIで脳を見ても異常はなく、
結局、診断は次の通りでした。 
 ・頭痛の60%は筋肉の緊張と言われている。 
 ・筋弛緩剤(=筋肉の緊張を和らげる薬)を出す
 ・飲んで効くようでしたら、ヤマダさんの頭痛は筋肉の凝り。
 ・脳に異常は全く見られない。

ということで、私の頭痛は、うつ病からくる極度の筋緊張によるものだったのです。

恐らく、精神的なストレスから体は緊張状態に陥ります。体の緊張や頭痛はうつ病の1つの症状であり、マッサージ、鍼灸、アロマ、ヨガ、運動は、体の緊張を和らげるので、うつ病が改善したと感じるのだと思いますが、体の緊張やうつ病の原因ではなく、症状の1つだと思います。

もし、筋肉の緊張でうつ病になっているのならば、それはうつ病ではなく、疲労や肉体の緊張による気分の落ち込みです。


仮に、ストレスによって筋肉が緊張してうつ病になっているならば、うつ病の原因はストレスであり筋緊張は原因ではないと思うのです。

しかし、私の体験のように、体の緊張に悩まされている方は多いと思います。 
 ・頭痛 
 ・頭痛による吐き気 
 ・体の疲れによる食欲不振 
 ・だるさ 
 ・体が重い
等、いろいろあると思います。

この情報商材では、「うつ病の原因は筋緊張であった!」という部分だけ頭のなかで除きながら(削除しながら)、体の緊張を和らげるための方法だけをピックアップし、体の筋肉についての知識を深めていただければ、現状の肉体の辛さを取り除くことができ、精神的にもほっとするので、良い影響があると思います。

肉体に悩みがある方にぜひ参照して頂きたいです。


■認知療法
なかなか「うつ病」から抜けられないあなたへ!「うつ病」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方!

評価:使える!
認知療法で、非常に売れている商材です。下園壮太さんという著者で、書籍も何冊か出版されている方です。

心理療法は難しく、1つの心理上のアプローチであっても、 「そうそうこれこれ!」と感じてハマる人もいれば、 「えー、なんか、私は共感できない・・・」とハマらない人もいます。

どんなに名カウンセラーからのアドバイスであっても、100%の人に有効である心理療法などありえません。

ですから、ご自身に納得できる方法だけを取りいれていただければよく、この下園壮太さんは、たくさんの心理的ストレスを軽減させるためのアイディア、考え、方法を、たくさん提供してくれますので、それを取捨選択すればよいと思います。

売れているだけあり、心理的ストレスを軽くしてくれるアイディアは豊富なので、認知療法と呼ばれる心理療法の分野に入り込みやすい内容であると思います。

書籍含めてお勧めいたします。


■お金のこと
うつ病で労災認定を受ける方法 
傷病手当金を受給する方法 
うつ病でも安心して療養する方法
 


評価:人によっては価値あり?
次にお金にまつわる情報商材です。
私は、健康運と金運は連動していると思います。

健康なくして、働けませんので、働けなくなれば、つまり、当たり前ですが、お金は無いのです。

治療費に高額なサプリメントを要求する栄養療法クリニックに、大変お困りな方からの相談を過去にたくさんいただきました。

私は、学生で親の保護下だったため、サプリメント代が負担にはならなかったのですが、親自身は大変であったと思います。

私の家庭はたまたまお金があったから良いですが、お金の余裕の無い家庭であれば、栄養療法は手が届かない治療法となってしまいます。

お金の差が健康の差にもなってしまい、このブログを運営している中で、その不条理さになんとも言えない気持ちを何度も感じましたが、世の中には、そういった点に着目して、国の制度を利用できますよと情報商材で案内している人がいます。

この制度が悪用されれば大変、恐ろしいことですが、本当に困っている人が受けられる良い制度です。

お金のことを解決するための制度を利用するための情報に対して、お金を支払って買わなければいけないということに、私自身も???とあたまに沸くのですが、私がこの制度を利用したこともなく、また、内容は著作権として保護されているため、私が公開することはできません。

したがいまして、このような情報がインターネットであるということをお知らせさせて頂こうと思い、掲載しました。


以上、うつ病に関連する有益な情報として、この記事を作成しました。今後も、何か新たな情報があれば、更新していきたいと思います。