■栄養療法の道のりとは???

人の体の細胞が完全に入れ替わるのに、

約90日

を要します。

ですから、
3ヶ月以上続けてやっと効果が現れると思います。
3ヶ月から半年は必要で、それ以上にかかるケースもあるでしょう。

食事や生活の改善・管理を
毎日続けるからこそ、
ホルモンの正常な分泌が強制されます。

今日は早く寝て、次の日徹夜では意味が
ありません。
あせらず、じっくり取り組みましょう。

必ず効果が出でます


栄養療法とライフスタイルの改善は『特効薬』ではないですが、
総合的に体と脳を改善し、うつ病から脱却を図るものです。

体(脳)の

 ・神経伝達物質
 ホルモンバランス
 ・自律神経
 ・免疫機能

などの
恒常性の維持と回復を目指す、「予防医学」に近い
と言えます。

現実的には抗うつ剤の力を借りつつも
この方法を実行するのが最良の方法です。

これらを実践し、あなたが回復することを、
本当に本当に心より願っています晴れ



■好転反応ってなに???

今まで、食事や栄養に無頓着で、
生活のリズムがめちゃくちゃだった方には
『好転反応』という症状が出ることがあります。

西洋医学の世界では否定されている概念ですが、
治癒の過程で体にさまざまな症状が現れることがあり、
これを東洋医学の世界では、好転反応と呼んでいます。

たとえば、
 ・皮膚に湿疹が現れる
 ・体の痛みや倦怠感を感じる
 ・下痢をする
 ・体がだるくなる
などといってような、およそ体に起こる不調です。

これは慢性疾患が、自然治癒力によって
健康を取り戻そうとする過程で起こりうる症状で
慢性病で鈍っていた神経が活性化するからだそうです。

たとえば、
筆者は鍼灸を受けたことがあるのですが、
鍼灸などを利用すると生体反応が出て、
一時的に体がだるくなったり重くなったりします。

この好転反応も含めて治癒の過程で
常に『波』があるかと思います。
『良くなったり』『悪くなったり』を繰り返すので
その都度、症状に振り回され、苦労されたり、
またこの栄養療法を疑いたくなるかもしれません。

自分には合わないのでは無いかと思い
諦めてしまいそうになることもあるかと思います。

しかし、このブログで取り上げている方法は、
理論的に間違いはありません。

健康的で理論的に正しいアプローチです。

千差万別で、人によってうつ病克服の過程が異なります。
しかし、次第に症状の波は徐々に収まり、その幅が小さくなり、
やがて落ち着いていく
はずです。

迷うとき、疑うときは、
もう一度理論に立ち返り、
理論を治療の根拠に変えてほしいなと思います。

時間がかかりますが、うつ病は治ります
黄色い花