思春期の頃、誰もが夢見る 
未来で待つ理想の自分
無限の願望を膨らませては
過ぎし日の夕空に  
将来の青写真、想い描いた記憶 


往時に想いを馳せると
惰性の日々により
渇ききった感情にも
潤いが戻るのを感じる
あの日のままの
純情な心を伴って

「どんなに悔いても過去は変わらない
  どれほど心配したところで
   未来もどうなるものでもない
    いま、現在に最善を尽くすことである」



過去、現在、将来に悩み
頭を垂れて俯いていたら
視界に入るのは
無味乾燥なアスファルトだけ
刺激のない変わらぬ景色では
気持ちもおのずと沈んでいく


よく空を見上げる人は
向上心のある人という
空に描いた理想の自分 
追い求めながら
いま出来る事を精一杯やりたい


希望の蕾はまだ枯れていない
いつか咲かせたい
歓喜の花を

寒風吹きすさむ寒空の下で
痩せ細った子猫が
体を縮めて過酷な運命に耐えている
強風にも微動だにせず 
ただじっと目を閉じて


たとえ小さな命でも  
みんな必死に生きている
その先に「春」があると

信じる気持ち

味方につけて



春の来ない冬はない

朝の来ない夜もない

今は耐えて耐えて耐え抜くのみ

懸命に生きてこそ命は輝く