アントーンFCの高橋選手が、
日曜日の試合で、引退しました。
タイで一番仲が良く、
お互いいつも近況報告をしていて、
前から知っていましたが、
現役最後の試合を、
僕との対戦にしてくれて、
本当に嬉しかったです。
ノブは、4年間同じチームで、
主力として大活躍でした。
サポーターからの人気も絶大で、
沢山のサポーターが、
ノブの引退を惜しんでいました。
必ず訪れる引退…
だけど、引退を自ら決め、
まだ必要とされ、
主力で活躍し、怪我もなく、
いい状態で引退出来るのは、
素晴らしい引き際だと僕は思います。
価値観は人それぞれ。

また新しい人生を頑張れ!ノブ!
お互いチームが決まらず、
タイのコンドミニアムの屋上で、
二人で練習してた時間があったからこそ、
チームが無い状態がいかに辛いかを、
僕らは知っています。
だから、これまで頑張ってこれました。
選手として、避けらない引退を、
どうやって迎えるかを、
改めて考えさせられました。
チームは、負けてしまい、
残留争いが厳しくなる状況。
試合後、何人かの選手は涙を流し、
顔を下げたまま。
「泣いても状況は変わらないんだぞ!
泣くくらいなら、
ピッチでもっと戦えよ!
甘えんな!まだ、終わってないんだ」と。
かなり厳しく言いました。
全ては、今までの積み重ねの結果。
そう簡単に、うまくいくほど、
甘くないのは、全てにおいて当てはまる事。
まぐれ勝ちはあっても、
まぐれ負けはありません。
こうなってしまったのは、
必ず原因があります。
残り3試合。
俺は何を言われようと、
戦います。では、また。