自分の想いは、自分の言葉で。 | 佐藤 祐介 

佐藤 祐介 

新たな人生へ

一泊二日の合宿がありました。


夜のミーティングで、


自分の家族や夢やこれからの生き方などを、


話す機会がありました。


「違う国、文化、宗教、哲学、人種を見て、


いい所をたくさん自分の中に取り入れたい。


だから、自分の国を出て勝負している。だけどそれは、


いずれ自分の国で成功を勝ち取ちとるためだ」と。


ブラジル人選手、監督はみんなこう言っていました。


素晴らしい考えだし、人生を懸けてるなと思います。



僕はタイ語で話をしたいと伝え、


通訳はしないで欲しいと言いました。



最後にみんなから、


日本の歌を、歌って欲しいと言われました。


いきなりの事でびっくりしましたが、


「世界に一つだけの花」を振り付けをつけて、


みんなの前で披露しました。



歌詞の意味はわからないかもしれないけど、


とにかく一生懸命歌いました。


今まで好きな歌ではありましたが、


自分で歌いながら、この歌詞と今の自分との


ギャップを感じながら歌うと、


何か込み上げてくるものがありました。



毎日が競争で、誰もが一番を狙い、


人の弱みに付け込んだり、


そうしながら自分の立場を守っていかないと


いけないような世界で過ごすのは、


とても精神的にきついです。


だからこそ、自分で歌いながら、


心が洗われるような感じでした。



みんなから、大きな拍手をもらい、


とても気に入ってくれました。



今回、改めて自分を知ってもらえました。


自分の本音を話すことで、


みんなが自分の事を、


理解してくれているのがよく伝わってきます。



海外で日本語ではない言葉で、


自分を伝える事が出来たのは、


自分にとって大きな事。



そして、「世界に一つだけの花」は、


僕にとって、絶対に忘れる事のない、


大切な歌になりました。


聴いてみてください!



合宿の様子です。











日本で感じる事のない事が、


たくさんありますが、


この仲間や監督との会話の中、


そして、サッカーや普段の生活の中に、


たくさんの生きる知恵が隠されていると思います。


それも、見つける事が出来るかは、


自分次第なのかなと。


ある意味、毎日が生きた教科書のようなもの。


本当に考えさせられる毎日ですが、


頑張っていきたいと思います。