カムフロムアウェイ 3/14ソワレ アフタートーク覚書
上手から加藤和樹、シルビア・グラブ、咲妃みゆ。(敬称略)
下手に司会の井川P。
■公演後の今の気持ちは?
シルビア「疲れた…」
和樹「そうですねえ……疲れました(笑)」
みゆ「緊張を切らせてはいけないので、心地よい疲労感ですよねっ」
3人、冒頭からいいコンビネーションです(笑)
■本番が始まってからのハプニング
どこまで話していいかわからないと言うキャストに
「ぎりぎりアウトなら、ここだけの話にして…」
と井川P(笑)
シルビアさんは
「だいたい毎日何かあるんですけど。
だいたい町長なんですけど」と(笑)
開演前に円陣を組んで注意することを言ったりして、2日目くらいまでは社会の窓の確認とかしていたけどその後はしなくなって。
そしたら昨日はさとしさんの社会の窓が開いていたと(笑)
「しかもこうやって」と冒頭のシーンの町長が舞台中央の机に軽く腰掛けるポーズを再現。
開いてることが全く隠せません(笑)
そんな話をしているとご本人登場(笑)
「欠席裁判みたいに…」
そして
「Welcome To The Rock!ありがとうございました!」と退場。
■ハプニング②
和樹「またさとしさんなんですけど。
ぼく、町長との絡みが多くて。
最後の万里生さんからインタビュー受けるとこで、稽古場からいろんなパターンやっていて。最近はマイク食う勢いでぐいぐい来るから笑いを堪えるの必死で」
みゆ「でもそれを言ったら和樹さんも…今日はマイク食べそうでしたよね?」
ロビンのとこですね(笑)
和樹「違うんですよ。
ご本人の映像見たら」
と立ち上がって前のめりになりつつ
「こんなだったので、もうちょっとロビンって役を主張した方がいいのかなと思って。
取り入れてみました」
「ぼく、あれ本役だと思ってやってます」
■好きなシーン①
和樹「ゆうみたんの『ウォルマートでお買い上げありがとうございます』が。(←モノマネ入ってましたw)
稽古場からずっとツボで。
でも次に自分の台詞があるから笑えないし。
禅さんがどんな顔してるかすごく見たい。
なんか…怖さがあって(笑)
優しい島の人なんだけど。
なんか裏にあるんじゃないかって」
みゆ「稽古の最初はもっとさらっと言ってたんですけど…」
コートにマフラーで帰り支度した禅さん登場。
「帰ろうと思ったのに…これ呼ばれると出るシステム?」
■好きなシーン②
シルビア「禅さんととうこさんのStop The World。
初めて照明ありで見たときに、なんて素敵なシーンなんだろうと。
椅子だけなのに(二人が見ているDover Faultの)光景が見えるようで」
■好きなシーン③
みゆ「最後に町長が『失われたものの名誉を称え、我々が見出したものも称えます』と言うのが、この物語の全てを包むみたいで。
とても悲しい出来事があって、その先の物語じゃないですか。
この短い台詞にこめられてる」
■最後に
(細かい言葉は覚えてないので、ざっくりした内容のみ)
ゆうみちゃん。
こういうことがあった、というだけではなく、私達に問いかけてる物語。
あなたはどうする?私はどうする?と。
それを伝えられることへの感謝を。
和樹。
舞台やミュージカルでは初日と千穐楽で別の作品になることもあるけど、この作品はそれはない。
役者の力、カンパニーの力、作品そのものが持つ力、があるけど、
この作品では我々役者はフィルターとしてこの物語をそのまま伝えることが使命だと思っている。
シルビアさん。
あの当時、たまたまアメリカにいて、辛い記憶しかなかった。
でも向こうでこの作品を観て、違う観点から見られたことがすごくありがたかった。
今回、その一員になれたことが誇りで、皆さんから拍手をいただけることに感謝している。