先日、大震災から1年という日を迎えましたが、1年間片づけられなかった割れたグラスを、ようやく片づけることができました。
1年間いろいろなことがありましたが、自然界では、梅が咲き、桃が咲き、桜が咲くという季節がまためぐってきました(福島の“三春”のように)。
先日の日経新聞にも載っていましたが、
「年年歳歳 花相い似たり
歳歳年年 人同じからず」(劉廷芝)
の漢詩のように、再生を繰り返す自然に対して、人間は歳月の経過とともに変わりゆく(衰え死に向かっていく)のです。
しかしというべきか、だからこそというべきか、その変わりゆくことが避けられないのであれば、矢の如く短い人生の中で、それを楽しみたいと思うのです。
そのための智恵は、明確に意識されていないだけで、大なり小なりどこかで得ているはずなのです。
その智恵が人に奥行きを与え、大人の余裕をつくるのだと思います。
春は旅立ちの季節です。
人生を楽しめるよう、大人の余裕を持てるよう、新たなスタートを切りたいと思います。