10月11日は朝9時から、高雄市の義守大学にて萩生田政調会長の講演でした。
社会人も含めてたくさんの学生が熱心に聞いておられました。
前日の安倍元総理の銅像に献花を行った際の温かいお出迎えに対する感謝や、コロナ禍では日本からはワクチンを送り、台湾からはマスクや医療器具を提供してもらったことも述べられ、このような「善の循環」に見られるように、台湾と日本は重要なパートナーであるということを強調されました。
また、台湾海峡の平和と安定のためにも、防衛力の抜本的な強化を進めていき、力による現状変更は許されないという認識を改めて示されました。
あらゆる面で、一つの国への依存はリスクが大きく、平時から特定の国だけに依存しないようにすることの重要性について、自分たちにとって重要な物資を安いからということで外国に依存するということの背後にあるものを見極めなければならないとも。
失敗を恐れずに成功するまで続けることは若者の特権である、ということを述べた上で、スタートアップ育成5か年計画に触れ、若者のグローバルな活躍を支援していくことの重要性もお話になりました。
学生からも活発な質問がなされ、若者の意識の高さも改めて感じたところです。
その後は高速鉄道で再び台北へ。
蔡英文総統とお会い、ゆっくりと意見交換をする機会を頂きました。
ここでのお話はメディアを入れずに行われたので詳細は控えますが、萩生田政調会長が蔡英文総統へ日本のメンバーを紹介する際に「吉田議員は安倍元総理の選挙区からその遺志を継いで出馬し、当選した議員です」という旨の紹介をして下さいました。
蔡英文総統とお話しできる機会を頂いたので、7月に安倍昭恵夫人が台湾に行った際に大変お世話になったので、改めてよろしくお伝えくださいとおっしゃっていたことも申し上げることができました。
また、総統をご退任された後には、ぜひ私の地元の安倍元総理のお墓参りにお越し下さいとお伝えすると、ぜひ行きますとおっしゃいました。
この度の台湾訪問は私にとって初めての経験であり、3日間でしたが、たくさんのご縁や貴重な体験もさせて頂きました。
改めて皆さんに感謝するとともに、台湾と日本の更なる友好関係のために、今後もしっかり取り組んで参りたいと思います。
吉田真次