基地関係206市町村の議会が加盟する団体。
全国組織ですが、中国四国部会の定期総会が23日から24日までの日程で、呉市にて開催されました。
下関市には吉見の海上自衛隊下関基地と、海上自衛隊小月教育航空群があります。
基地関係施設の所在に伴う特殊な財政需要の増大により、総務省所管の基地交付金・調整交付金と、防衛省所管の基地周辺対策経費の所要額確保等について、協議会として国に要望を行います。
令和元年度の歳入歳出予算の審議や、役員改正についての議事が行われ、本市は副会長となりました。
山口県内からは本市の他に、山口市、萩市、防府市、岩国市、周防大島町、和木町が加盟しています。
総会後に行われた意見交換会では、海上自衛隊呉地方総監部の自衛官の方々も参加され、国防や安全保障についていろいろなお話を聞くことができました。
ちなみに呉市は公式キャラクターの「呉氏」がシティープロモーションにおいて大活躍しています。
当日も呉氏Jrという可愛い子供たちによるダンスの披露がありました。
さて、話を戻すと、我が国の安全保障環境は厳しさを増しています。
先日は我が国固有の領土でありながら韓国が不法占拠をしている竹島の領空をロシア空軍機が二度にわたって侵犯し、韓国軍の戦闘機が警告射撃を行いました。
本日の早朝には北朝鮮が短距離ミサイルと見られる飛翔体を日本海に向けて発射しました。
中国船の領海侵犯も多発しています。
自国の領土領海領空を侵犯されて、「抗議」や「遺憾の意」の表明だけで終わらせるのはそろそろ終わりにしませんか。
日本国憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」という訳のわからない文章がいかに現実離れしているか。
憲法改正の重要さを改めて国民がしっかりと認識しなければなりません。
吉田真次