1/13 10:56 大阪府泉南市にて 関西国際空港A滑走路を離陸するガルーダ・インドネシア航空機
Nikon D7200 + Ai Nikkor ED 600mm F4S(IF)(NEW) + ×1.4テレコン使用
昨日は、夜景・星景写真から離れ関空に行って航空機撮影をしてきました。主役のカメラは、何と言っても望遠に強いAPS-CのNikon D7200 を使いました。いつものフルサイズはほとんど使っていません。レンズは対岸の泉南市から撮影する時は600mmにテレコンを付けて、空港島に移ってからはニコンの廉価ズーム、70-300 1本だけ使用しました。
撮影結果の画像アップはまた整理後、次回ということで今回は僕が航空写真を撮る時使っている旧 Ai ニッコール レンズ を紹介したいと思います。(現在では修理部品の保有期間が終わってしまった旧い型落ちのレンズばかりです。)
久々に自宅で大砲(!?)を並べてみました。
右から、
・ Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF)
・ Ai Nikkor ED 600mm F4S(IF)(NEW)
・ Ai Nikkor ED 400mm F2.8S(IF)
いづれも、フィルム時代に生産されたMF(マニュアルフォーカス)レンズです。この3本のレンズに共通して使用できる ×1.4 と ×2 のテレコンが有ります。ロクヨンとAPS-Cの組み合わせだと、35mm版換算で、最高(600×2)×1.5 で 1,800mm になります。開放で撮ればF8で1,800mmの世界が味わえます。
一番右側の 500mm F4P は軽量で、通称エフヨンピーともユーザーの間では言われているようです。テレコンを付けずにカメラの直接繋げば、現行のGレンズと同じで自動絞り(絞りリングをF22の位置にして固定します。)ができます。カメラボディーの方で調整できるのです。
真ん中の600mm F4 と左の 400mm F2.8 は重くてがっしりしています。600mmは個体差があるようですが、僕のレンズはパープルプリンジが結構出ます。(:+)絞り込んでいくと少しづつ良くはなります。400mm F2.8 はこの3本の中では一番ピントが甘いような気がします。具体的に同じ被写体で同じ時間に撮り比べした訳ではないのですが、そのような印象です。
特に600mm F4 は図体も大きく、専用のカメラバックに背負って移動することになります!
レンズ銘板の拡大です。
600mm は購入してまだ3年程です。最近、よく使います。
400mm f2.8 と同じですが、絞りリングを手で回して絞りを調整します。カメラ側とは通信の機能はなく、焦点距離も設定もファイルに記録されません。撮影記録は頭で覚えているか(ボクみたいな年のオッサンは絶対無理!!笑)、野帳にでも書き留めておくしかないですね。
次、500mm F4 です。
作例をひとつ・・・・・・、
2019/07/21 19:14 大阪国際空港(伊丹空港)千里川にて離陸準備にかかるスターアライアンス
テレコンは使用していません。赤い点光源を拾って大きなゴーストが出ていましたが、LR6 のスポット修正で消しています。(^^)
その辺は最新のものには敵いませんが・・・・・。
3本の中では一番最初に買ったもの。軽くて運びやすく、写りも結構いいですね!っていうか、最近の150-600mmとかいう望遠ズーム使ったこと無いからそれらと比較できませんが・・・・。とにかく、テレコン付けた時は開放値が明るいのでこちらのほうが有利だと思います。
また、これら 600mm F4 と 500mm F4 は眼が眩しいのですが、夕陽を入れて撮る場合がありますが、その時にゴーストは出ません。旧くてもその辺はいい感じです。夜に明るい点光源を入れると出る事はもちろんあります。
最後は、ヨンニッパです。
とても無骨で重量があります。ポートレートで1度だけ使用したことがありますが、開放で撮影するとバックのボケは半端じゃないです!
色のグラデーションみたいになってバックは省略できますね。サンニッパより強烈です。
ひとつ、作例を・・・・
2013/07/28 13:11 大井川鐡道 崎平~千頭間 第四橋梁にて (下り)
こちらは、Nikon D3 との組み合わせでした。煙の出ていないSLでしかも真横から見ているので、何だかおもちゃのようにも見えます。
最近は使用頻度は減ってきていますので、そろそろ売却か!?とも思っています。大した値はつかないでしょうけどね。
これら3本とも、購入値段は15~20万円の間でした。新品とか最新の型で綺麗な中古なら軽くその3倍以上すると思います。いや~、もっと高いカモ。
GWやお盆休みに成田に行くのが楽しみです! 関空ももう少し研究していろいろな場所で撮っていきたいですね。
今夜のアップはここまでです。