1/4 0:38~ 山梨県山中湖村山中湖パノラマ台にて撮影
Nikon D810A + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED kenkoスカイメモS使用
(固定撮影)1/4 0:38:56~ ISO2500 f/5.6 S=45s ×10 画像をステライメージ7にて加算平均コンポジット
(追尾撮影)1/4 1:28:06~ ISO2500 f/4 S=110 × 15 、 ISO2500 f/5.6 S=110 × 14 計29画像をステライメージ7にて加算平均コンポジット
他、Adobe Photoshop CS5、Lightroom 6 、Elements14 にて強調処理、地上前景と星空のコンポジット
連休最終日の4日未明に山中湖パノラマ台で撮影した星景です。連休中の撮影では、自分と
しては一番気にかけていた撮影でした。富士山に沈んでいくオリオン座を追尾して地上風景と
コンポジットしてみましたが、なかなか難しい事です。計29枚重ねた割には赤い星雲(エンゼルフィッシュ星雲やバーナードループ)が思ってようには出てきませんでした。これが僕の腕では
限界です。低空で色被りもあり、なかなか上手く表現できません。前回のL-RGB合成で次回は挑戦するつもりですが・・・・・。大口径の写りのいいレンズにはめるR-64フィルターが欲しいですね!(^^)
また、昇っていく星を追尾して地上風景とコンポジットするのは簡単なのですが、西に沈んでいく
星を追尾撮影して地上風景とコンポジットをするのはまた難しいのです。星の位置と山の稜線の
位置関係が正確になるようにしてそれぞれ撮影しなければいけません。
なかなか、やりがいがあります。本当に疲れます。(^^)でも、好きな事は止められませんね。
実は昨夜も平日ではありますが、天気がよかったので、仕事が終わってから中津川市にある馬籠宿の展望台まで駆け付け撮影してきました。目的は恵那山を前景にオリオン座を撮りたかったからです。中津川の市街地の明りがかなり被りましたが、結果が楽しみです。
ところで、今回の撮影画像の新星景写真(風景写真)としての妥当性(!?)、というか正当性はどうかと言うと、下のexif情報を見ると分かります。
これは追尾撮影した最後の1コマのRAWデータ(NEF)なのですが、撮影時間は1月4日2時47分となっています。
この時間に、この場所でのシュミレーションを見てみますと(天体山望)、僕の写真とほぼ一致
していますね。現実の風景を描写している、といってもいいと思います。
1/4 1:37 撮影
Nikon D750 + SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE Lee No.2 ソフトフィルター使用
追尾撮影中に15mmフィッシュアイで広く撮ってみました。湖畔の夜景も綺麗で、言う事ないロケーションですね。手前で赤く光っているのはボクの赤道儀です。
1/2 3:05~撮影
Nikon D750 + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED kenko プロソフトンA使用
こちらは、2日の未明、同じくパノラマ台からの固定撮影です。オリオン座を構成する星のひとつ、リゲルが富士山の山頂付近に沈む直前を狙いました。山の南側が雲に覆われているのが少し残念です。星空と地上前景は別撮りで空の部分のみにソフトフィルターを効かせ星を滲ませています。
本日はここまでです。