12/21 23:05~撮影
Nikon D800E + SIGMA 50mm F1.4 DG HSM ケンコースカイメモSにて自動追尾
ISO1600 f/4 S=195秒 × 7
ステライメージ7にて加算平均、レベル調整、トーンカーブ調整
先週の撮影からです。50ミリ単焦点でオリオン座の全景をガイド撮影してみました。7枚
コンポジットして処理すると期待していた以上に処理できたような気もします。でも、この
手の専門写真にしては、まだまだ初心者に毛が生えた程度だと痛感しております。
上の画像も重要と言われている一次処理(難しそうなフラット補正等)なしで調整して
います。バーナードループ(オリオン座付近の赤く大きな円弧状の散光星雲)も薄らと写り
込みました。また、参考にオリオン座の略図をウィキペディアより。
バーナードループ(ウィキペディアより出典)
では、今回はオリオンの全景写真が撮れたので、ここに詰まっている天体の「見どころ」を
少し示してみます。上と同じ画像ですが→を4つ入れてみました。天体写真ファンの好きな
ところであります。
右から順番にいきます。
(以下画像もウィキペディアより出典)
まず、一番右側は「魔女の横顔星雲」(IC2118)です。オリオンの右下リゲルの青い光に照ら
されている反射星雲です。ここはAPS-Cで昔ガイド撮影していた時、一度だけ撮ったことが
ありますが、今のように現像ソフトも何も持っていなかったので、コンポジも出来ずノイズだらけ
の1枚撮りでした。
ウィキペディアに画像がありましたが以下の通り。神秘的ですね!(^^)今回、ここまで写り込
むとは思わなかったので少し嬉しいです。
次、右から2番目、お馴染み冬の王者、オリオン大星雲(M42)です。昔、下手ですが、よく
撮りました。赤道儀にカメラを載せ、タムロンの廉価ズームで5分程度(F値が暗いので)
露光して背面の液晶に初めて自分が撮影した画像を確認した時の感激は今でも忘れて
いません。
これもウィキペディアからの出典。綺麗な画像ですね。なかなかこんな風にはいかないですよ!(笑)(^^)
3番目の→、天文ファンに人気の「馬頭星雲」と「燃える木星雲」です。馬の頭のような形が
拡大すると確認できます。その隣にはオレンジ色のNGC2024が位置しています。
凄く綺麗な処理ですね。自分でもこんな感じで現像できたらな~!センスないから無理カモ。
4番目(一番左側の→)は冬の天の川の中に位置する「ばら星雲」
次回はD810Aで撮ってみたいですね!
今日の掲載はここまでです。