なんというか…




身近に、
すっごく不誠実な人がいるんですよ。






私はね、
そーいう人だと割り切って付き合ってるし
私の周りもきっとそうなんだけど


あまりに不誠実で
あまりに他者に対する敬意がなくて
他者の好意を軽んじている様を見ると

腹が立って腹が立って


一昨日は平日なのに飲んじゃったし
(最近、平日は禁酒)
昨日はぶりぶり怒っちゃったし。
(本人不在のため、他の人に言いました)








本人に言ってもいいけど
そーいう人だから、暖簾に腕押しだし
強く言うと私が彼に避けられちゃって、余計面倒なことになるので
余程のことがない限り、黙っていようと思う。

けど



マジムカつくわ〜〜あいつ〜〜〜〜!!














で、怒りをさんざん吐き出した後で

私は、どうだろう?
私は、他者に対して誠実だろうか。
私は、他者を敬ってるだろうか。


そんなことを思った。





他者と自分を比べてばかりで
他者を自分より上か下かで判断して
「上」と思えば卑屈に振る舞い
「下」と思えば心の中で馬鹿にして

そーやって生きてきた。


私の主観、それもかなり偏った視点の
ごくごく一部だけを切り取って
他者を決めつけてきた。



そんな私が、
他者に誠実に接しているのだろうか。
他者を敬っているのだろうか。








今までそうして、
他者と自分を比べて、上下に振り分けたり
偏った視点のごく一部で決めつけたり

そうした見方しかしてこなかった私にとって



誠実に向き合うこと
他者を敬うこと

が、一体どういうことなのか
そもそもピンとこない。
(ダメじゃん)

ピンとこないので、
この記を読み返してみた。








この記事は、
ミュージシャンの小袋成彬さんが
とあるネット記事に物申したことにより
記事を書いた本人が、小袋さんが住むロンドンまで謝罪に行った、というものなんだけど…

元記事は掲載を取り下げて読めないのだけど
↑の記事でも経緯はわかるので、ぜひ読んでみてください。




なんというか…





こういう視点を
私がこの45年の人生で、持ったことがあっただろうか。


「すべての人々が、もれなく美しい」。
「世界を広げて、自分を深める」。













昨日、夫が帰宅して
ことの経緯をぶちまけて
マジムカつくわ〜〜!あいつ!!

って話したら





批判するのは簡単。
彼の立場に立ってみなければわからないこともある。

もちろん、彼の立場だったらそうしなきゃいけないのは確かだけど
自分が同じ立場だったら、それできる?


あなたが気になってるのは、彼とMさんの話だよね?
彼とTさんのこととか、Kさんのこととか
今は関係ないじゃない?

他の人とのこととか
誰かから聞いた話とか
そこから自分の想像とかごっちゃにして
決め付けて批判しない方がいい。

気になってるなら、本人に言えばいいじゃん。
本当のところなんか、よほど突っ込んで話さないと分からないよ。









はっ。





やっちまった…。





そうだ、これなんだ。

偏ったものの見方で
その人のある一面だけを切り取って
勝手な想像で拡大解釈して
決め付けて断罪する。

私がずっとやってきたことだ。



気になってることを、本人に尋ねもしないで。









ああーーー

恥ずかしい。











さっきの記事の話はどうした。
全然学べてないじゃないか。


偏った視点で相手を決め付けて
相手のことを知ろうともしないで
勝手に失望して、断罪して。

不誠実なのは
敬う心がないのは
私じゃないか。


自分の思慮の浅さに愕然とした。








私はもっと、人を知ろうとしなきゃいけないんだ。
もっともっとちゃんと、関わろう。

人を、物事を多面的に見ること
勝手に決め付けてしまわないこと

それを、徹底的にやらなきゃいけないと思った。


身近な人から。






がんばろ。