最近、育児を通して私が癒される瞬間があるなぁと感じる。

私の過去が、というべきか。




息子が何かで躓いて
その問題に私が向き合う時、
 

私が子供の頃、親にこうして欲しかったんだなぁ。


…と、気付く瞬間。

「子供の私」の本当の願いに気付けたことで
それを自分が息子にすることで
子供の頃の私が救われる。




息子と私は別の人間。
それを息子が望んでいるかどうかは分からない。
私の自己満足かもしれない。

だから「これが正解」とは言えないかもしれないけれど。











2月の半ば、息子が通う小学校の学校説明会があった。
入学準備品の話や
学校生活の話があり
渡されたしおりには、給食の献立がついていた。


給食…。



給食は、息子も私も心配の種のひとつ。

息子は偏食なので、
幼稚園の給食でもかなり苦労していて
食べるのが遅いので、担任に問題視されている。





さらに。

私が料理嫌いなこともあり
息子の好物ばかり作ってしまう。

ただでさえ料理をするのが億劫なのに
息子が「これやだ」とか「おえ〜〜」なんて言ったら
腹が立ち過ぎて暴れてしまうから。

だから息子の食の世界は、一向に広がらない。








しかし、そうも言っていられない。
息子の大ピンチなのだ。


私も偏食なので分かるのだが
初めて見る食材
初めて見る調理法

それは恐怖なのだ。


初めて体験する味
初めて体験する食感

それは恐怖なのだ。



私は給食ではほとんど困ったことがなかったが
初めて見る食材は、本当に嫌だった。

初対面の食材をいきなり出されて
「全部食え」とか言われて
ご飯や牛乳(これも嫌なのだが)と一緒に流し込む。
それが本当にきつかった。



今どき、強制的に食べさせられることはないかもしれないが、
それでも、見慣れない食材だらけの献立は厳しい。

それなら家で、その食材に一度でもいいから出会っていてほしい。
心の準備をして欲しい。


というわけで、夕飯の中の少なくとも一品
献立の中から作ることにした。









過去に息子に食べさせて嫌がられた食材もあり
私としても気が重いのだが
息子にも危機感があったようで笑
頑張って食べている。

これまで絶対に食べなかった

もやし、しめじ、舞茸、わかめ

食べられるようになった。



結局、食わず嫌いなので
食べてみたら「美味しかった」と思うらしい。

そーいうもんよね。



それでも、「食べてみよう」と思うまでが大変。
息子の意志の力だなぁ。

これも成功体験に入るのかな。










私はガミガミ怒られながら
目に涙を溜めながら食べたけど
息子は自分の意志でクリアしている。


息子は2歳の誕生日を機に野菜を一切食べなくなって
幼稚園に入ってから、少しずつ食べるようになったのだけど

息子のペースを尊重して
幼稚園で給食に苦労して
結果的に、良かったなぁと思う。


ガミガミ言って無理矢理食べさせなくて良かった。
それで食事の時間が憂鬱になってしまってたかもしれないし。

息子自身が幼稚園の給食で苦労したことで
もっと野菜を食べないと、小学校の給食が食べられない!と自分の意志で食べることを選べたことも、良かった。



その時は不安でたまらないけど
本人が必要だと思えば、自ら努力するのだ。

親はただ、手助けするだけ。



と偉そうに書いたけど
実際は結構ハラハラするし、ガミガミ言う笑









何事も理想通りではないけれど
紆余曲折ありつつなんとかなってるし

紆余曲折の曲がり角で、私が勝手に癒される場面がある。



育児って、こういう出会いがあるのだなぁ。