傷ついたときにまずすることは、傷ついたことに気付くこと。
それしかないと思います。
気付かなければ何も対応できません。
でもここが見過ごしやすいポイントでした。
自分が傷ついたことに気付かないこともあるんですね。
理由は
傷ついたとは感じない
傷ついたという感覚が麻痺してしまっている
傷ついたと認めたくない
私に関してはこんな感じでしょうか。
そして今回の私は「傷ついたと感じない」でした。
でも、ほどなくして自分は傷ついているんだと気付くことができました。
なんだかその不機嫌な相手のことが気になって、常に頭の中のどこかにそのことがありました。
気になってエネルギーを取られて疲れるくらい。
それで、あれっ?と思ったんです。
たしかに不機嫌な人が身近にいたら気になるのは当然です。
当然なんだけど、あえて深掘りしてみました。
そしたら、相手が不機嫌なのは私が悪いからなんじゃないか、、という不安と恐れの気持ちが心の奥にあることがわかりました。
そう。
結局、罪悪感があるから相手が気になって仕方なかったのです。
相手の不機嫌と自分を繋げていたから気になっていたんです。
そして、その無意識の罪悪感が私を傷つけていたのです。
意識できていたのは、不機嫌な相手の行動が気になる、というところだけでした。
だから自分が傷ついているということに気付けずにいたのです。
自分が傷ついているんだとわかったら、それに対応するだけです。
おかげで今はその相手が不機嫌でも、まだ不機嫌なんだなーと思うだけで、疲れるほど気にすることがなくなりました。
私が原因で不機嫌だったとしても、不機嫌を続けているのは相手の問題です。
そもそも、相手の不機嫌の始まりに私も影響している可能性が否定できない状況ではありました。
でも、それはどうしようもなかったことで、その時の対応は後悔していません。
それで私の罪悪感は落ち着きました。
だから前より楽ちんです。
ちなみに、
傷ついたという感覚が麻痺してしまっている
傷ついたと認めたくない
というときは、代わりにイライラしたり怒りを感じることもあるように思います。
なぜだか分からないけど気になることがある、という時は、その奥に自分の本当の気持ちが隠れているサインなんだなーと思いました。