鎮守府巡り佐世保行き~1st Stage~ | ごーいんぐまいうぇい!

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ふらりふらりと気の向くままに。日々迷走。ときどき暴走。とある自転車乗りのひとりごと。

何らや急に涼しくなってきて自転車乗るのにとても良い気候な最近。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

どうも。ぽにです。

さてさて、前回の更新で長崎県佐世保に行くとか行ってましたが、無事に行って帰ってきました。
今回はそんな道中のレポでも。

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出発は7月15日、AM6:00。


いつもの国道元標前にて。


下関まで1076km。
今回は更にこれを越えて長崎県まで。

自分自身が走ったことのある最長距離である700kmを大きく越えるライドの出発を目前にして逸る心と不安感と。
まぁ走り出してしまえばすぐに脳内BGM流してゴキゲンになっちゃうわけですが。

今回の目的は横須賀・舞鶴・呉・佐世保と各鎮守府を巡ること。

てなわけでまずは横須賀へと向かいます。
ルートは走り慣れたR15とR1。
まだ朝早い時間ということもあり新橋・銀座もタクシー地獄につかまることなくそこそこ快走。
高島町でR1を離脱し、横須賀方面へ。

この日の天気は快晴。
照りつける日差しと容赦なく上昇する気温に早くも体力を奪われながら横須賀市ヴェルニー公園に到着。




今回の旅のお供はアニメ「蒼き鋼のアルペジオ-Ars Nova-」よりコンゴウ様のラバスト。

鎮守府巡りだから艦これキャラ連れてくなんて誰も言ってない!(準備できなかっただk
横須賀はいつでも来ることのできる場所なので観光もなく記念撮影だけして早々に離脱。
鎮守府巡りの先はまだまだ長いのです・・・。

この日の予定は16日18時までに舞鶴に到着すること。
距離にして600kmですが、まずは400km地点の名古屋を24時間以内に通過が最低目標です。

横須賀を離脱してからはただただ暑さとの戦いに。
無理はせず多めに休憩を取り、熱中症に備えながらの走行。
進捗は予定より遅れていくものの、この序盤で無茶してDNFとか笑い話にもならないので走りきることを目標としたペースで確実に前へ進みます。

そして何とか箱根の麓に着いたのは13時。
一番暑い時間帯に箱根登るとか正気じゃねぇとか自分自身にツッコミながらも、これを越えねば先には進めないのでコンビニで充分な補給と入念なストレッチをしていざ箱根旧道。

箱根旧道に関してはこれまで何度も登った経験から、「足つくと心折れる」という教訓があったので早々にインナーローに落として着実に登ることに。

ここまで気温に体力を奪われた上に普段より重い装備でのヒルクライム。
それでもなんとか足をつくことなく箱根旧道攻略完了。
タイムは54分でした。
自己ベストの45分と比べると見るも無残なタイムですが、今回は登りきっただけで充分な達成感が。

箱根を登りきってしまえば沼津まで一気に下り。
ここまで必死に稼いだ位置エネルギーを一気に開放します。

沼津市内に入ったのは16時頃。
この時間になれば多少は涼しくなってるだろうという目論見があったんですが、どうやら少し前まで雨が降っていたようで、濡れた路面が乾く際に発生する地面から沸き上がってくる熱気に包まれ堪らずコンビニへ避難。

その後も何度となく体温の上がった身体を冷やすためにコンビニ休憩を挟みつつ静岡県磐田へ。
この時点で時刻は22:30。
進捗は予定よりも進んでいたので、インターネットカフェで少し仮眠することに。
今回利用したのはアプレシオ磐田。
おしぼりが冷温両方常備されてるのがココのイイトコロです。

4時間ほどの仮眠から覚め、外に出てみれば雨が・・・。
予報で雨が降ることは分かってはいたのですが、それでもやっぱり雨の中走るというのは気が滅入ります。
まぁ雨がやむまで停滞しているわけにもいかないのでレインウェアを着込んで走行再開。

すると、後方でボスッと何かが落ちたような音。
停車して後ろを確認すると道路上にサドルバッグの中身が点々と。
どうやらレインウェアを着込んだ後にサドルバッグを閉め忘れたようです・・・。

幸いにもサドルバッグの中身は防水対策のため全てビニール袋に入れていたので雨による被害はなし。
走行前の確認はしっかりしましょう。

気を取り直して走行再開。
雨の夜道というのはホントに視界が悪くなるもので、ライトは2本体制。

夜が明け、長かった静岡を越えて愛知県豊橋市に入っても雨は止まず。
この時点で既にレインウェアの内側は汗だか浸水だかもはや判別もつかないほどびしょ濡れに。


道の駅藤川宿にて。

それでもひたすら耐えた甲斐あって名古屋市に入る頃にはようやく晴れ間が。


名古屋を越えて桑名から先は東海道を離脱。
R258,R365を繋いで敦賀を目指します。
途中、強烈な向かい風に見舞われたものの一時的なものでそこそこ順調に走行。
進捗にも少し余裕ができたので、道の駅 月見の里南濃の足湯で休憩。


この足湯で休憩していたところ、ケンミンSHOWの取材に声をかけられるというイベントが発生。
残念ながら岐阜県民ではないので出演はなりませんでしたが、まぁ仮に取材に応じることになったとしてもきっとコミュ障発揮してろくに喋れなかっただろうなーと。。

そんなイベントもありつつ、敦賀を目指しひたすら北へ。
滋賀県米原市に入ったあたりで風向きが変わり、南風というボーナスステージに。

琵琶湖北端にて。

敦賀市に入れば、ここからしばらくは6年前の学生時代に走った道。
当時の思い出に浸りながら初日の目的地である舞鶴を目指します。
途中、ハンガーノックに陥りかけるもバックポケットに忍ばせていたバナナチップスでなんとか食い繋いで舞鶴の宿に到着したのは20時。

東京を出発して608km38時間。
鎮守府巡り佐世保行き、第1ステージ終了です。


走行ログ(Garmin Connect):https://connect.garmin.com/modern/activity/840880864

>>>2nd Stageへ続く