BEWITH Royal EnsembleⅡ | VIBES 『 楽しい車の弄り方 』

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カーオーディオ、カーセキュリティなどを取扱う専門店です。
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通常施工と並行して当社の一大ビッグプロジェクトとして進行中でした
トヨタ 新型プリウス(50系)ですが
当社の夏季休業前に無事にオーナー様に納車させて頂きましたので
今回はオーディオに的を絞ってご紹介させて頂きます。


当社に初めて足を運んで頂きご相談を頂戴した段階ではベース車両を
ドイツ車のいずれかで検討中でしたが当社デモカーをご体感頂いた結果
今回はベース車両の費用を抑えてその分、オーディオに重きを置いたプランニングの
ご依頼を頂戴し最終的にBEWITH社が誇るユニット群で構成された
超ド級パッケージング「BEWITH Royal EnsembleⅡ」を構築させて頂きました。



ソースユニットはMM-1DRです。レギュラーモデルとの差異は
ハイレゾ音源の再生が可能で更に本体から直接ミラーリンクケーブルが
6m分、伸びていますので従来のミラーリンクケーブルを用いた接続と比較して
接点が「半分」になり結果、更なる高音質伝送が実現されました。




当社オリジナルのアルミカップを用いてピラーに加工形成を施し
5cmワイドレンジトゥイーターC-50Ⅲをセットしました。
1ユニットで800Hz~を再生する事が可能な希有なユニットです。



50プリウスのオーナー様なら気付いて頂けるかと思いますが
純正状態でピラーを縦断するかたちで存在するプレスラインも
安易にパテで埋める事なく純正のライン取りに変更を加えつつも残しました。
仕上げはフロッキーコーティング(植毛塗装)です。



フロントドアは以前の当ブログでもご説明させて頂きましたが
3.2リッターの容積でバスレフボックスを制作したうえでドアトリムを一体で
形成加工したうえでレザーで仕上げC-130Ⅲ周辺の化粧パネルはエクセーヌで仕上げました。
ドアポケットもほぼ純正の状態をキープしながらも
エンクロージュアの容積を確保しサウンドとビジュアルの両立を図りました。
またスピーカーユニットの保護と音質向上を図れるマグネシウム製グリルの
G-130MGを併せてセットしました。



リアシートバックにC-180Ⅲを2発セットし超低域までステレオ再生です。
こちらもドアエンクロージュアと同様、バスレフボックスを硬質な合板で制作したうえで
カーペットとエクセーヌのコンビネーションで仕上げました。



リアラゲッジはフロントステージに増してサンライズレッドを纏ったユニット群が
「これでもか」と存在を主張しまくりです(笑)
今回はLEDによる「光る」演出はあえて避け純正に近似したカーペットと
フロントステージと同様ユニット周辺はエクセーヌで仕上げ
ユニットを保護すべくアクリルのみセットしました。
ちなみにサブウーファーボックスを構成するために壁面を立ち上げましたが
純正のトノカバーがセット出来る高さに留めました。
また床面手前のハンドルは基本、役割を成しませんが純正ライクなフィニッシュに
一役買ってもらうべく純正のライナーからリロケートしました。



今回のシステムの中枢を担う超ド級プロセッサーSTATE A6R MONOを
床面にセットしましたがスペースの都合上、2段構造です。
6台1セットでの仕様を前提とした「MONO-SIX拡張ファームウェア」を搭載した
全chが完全に独立したモノラルプロセッサーは既存のプロセッサーとは
次元が違い過ぎる驚異の調整能力を持つ反面、サウンド調整には
時間を要しますが只々舌を巻く事、間違い無しです(笑)



サブウーファーボックス背面にはモノラルアンプのP-1Rを6台に
レギュレーターのV-50Rを2台、配しました。
モノラルプロセッサーからの信号を各々のモノラルアンプに入力しますので
左右間/帯域間の相互干渉を理想的に排除出来る究極のシステムレイアウトと言えます。





ちなみにこれだけの超ド級システムですが万一の事態も想定して
床面の左右のカバーリング内に車載ジャッキやパンク修理キットなどの
車載工具一式ももれなくリロケートしました。

で、肝心の出音ですが当然スピーカーを筆頭にエージング不足は否めませんが
秘めたポテンシャルは充分に感じ取れる出音にオーナー様の
ファーストインプレッションも良好でこれからが楽しみな1台です。

明日から3日間、誠に勝手ながら夏季休業となりますが
休業明けの当ブログでオーディオ以外の施工箇所もご紹介させて頂きますのお楽しみに。

国産ハイエンドオーディオブランド「BEWITH」製ユニットを用いた
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