黒で統一 | VIBES 『 楽しい車の弄り方 』

VIBES 『 楽しい車の弄り方 』

カーオーディオ、カーセキュリティなどを取扱う専門店です。
VIBES 店長が日々の取付や流行のカー用品などを紹介します!!

本日は日曜日に納車させて頂きました

レクサス IS300h F SPORTをご紹介させて頂きます。




車両購入検討段階でオーディオのご相談を頂戴しました。

オーナー様が静岡県在住でしたが当社お得意の

フットワークの軽さで静岡県にお邪魔させて頂き

当社デモカーの視聴及びプランニングをさせて頂きました

その後、新車納車直後に石川県の当社まで

オーナー様自らの運転でお預かりさせて頂きました。


当ブログでも制作過程は随時ご紹介させて頂きましたが

ここからは完成図を交えてご説明させて頂きます。




純正オーディオシステムと共存を図るためSTATE MM-1Dを
メインソースユニットに据えました。

先代モデルではWAV、MP3のみ再生可能でしたが

FLAC、AACにも対応出来、オーナー様が既にFLACで

楽曲を管理されていましたのでファイル形式を変更せず

そのままお楽しみ頂けます。

当然ですが純正オーディオソースの音声も配線加工を

施し今回構築のシステムに入力しましたので

TVの視聴や各種ディスクの再生時におきましても

高いクオリティでお楽しみ頂けます。

また、MM-1再生時でもダッシュ上の既設純正スコーカーから

各種ガイド音声は出力されますので安心です。






Aピラーをベースに当社オリジナルのアルミカップを用いて

トゥイーターマウントを制作しC-50Ⅱをセットしました。

仕上げはフロッキーコーティングによる植毛塗装で行いましたが

単なる黒単色での施工ではなくルーフのカラーを加味して

調色を施したうえでの施工です。

オーナー様のシートポジションで体格なども考慮して

取付位置、角度などを丹念に吟味しての制作です。




画像は事前の現車確認で一番の難関と思われました

純正フロントドアです。エンクロージュアの容積確保及び制作は

比較的容易でしたが問題はドアトリムの加工でした。

当然ですが車格にに相応しいビジュアルデザインが要求される

パートなので熟考したうえで加工に着手しました。





純正の完成されたデザインを少なからず崩す訳ですが

ドリンクホルダーこそ無くなりましたがデザイン面と使い勝手から

エンクロージュアの容積は3,4リッターを確保したうえで

ドアポケットも残しました。

仕上げもレザーを貼るには難易度の高い形状ですが

安易に貼りやすい生地での仕上げに逃げず

今まで培った技術と経験と工夫を駆使してレザーで仕上げました。




脱着可能なはめ込み式のグリルネットも併せて制作しましたので

必要に応じて装着して頂けます。




リアシートバックに充分な容積を確保したバスレフボックスを

制作しC-180Ⅱをマウントしました。

化粧パネル及びカバーリングはドアに順じて

レザーとエクセーヌのコンビで仕上げました。

当然ですが通常はシートバックを起こした状態ですが

確実に最低域を室内に送り込みます。

当初は2発のマウントも検討しましたが後述のトランク内の

レイアウトや荷物の積載容積の確保など多角的に

検討した結果、今回は1発を大き目のボックス容積で

鳴らす事に決定しました。

音質面のみを優先させるなら当然2発の選択肢ですが

当社ではオーナー様のご要望をお聞きしたうえで

最適なプランニングをご提示出来るよう心掛けております。




今回のシステムの最大のトピックスといえますトランク内です。

発売間もないマルチプロセシングDACのSTATE A6を

贅沢にも5台装着しモノラルプロセッサーとして使用する事で

既存のモノラルアンプのメリットである

「他chの音声信号の混入を遮断」を更に一歩

押し進めた究極のシステムレイアウトといえる

オールモノラルシステムを構築しました。

しかも現時点ではアナログ的なメリットのみですが

今後、発表予定のSTATE A6 proへのアップグレードで

デジタル面でのメリットが付加されれば

超々ド級プロセッサーに変貌する予定です。

モノラルプロセッサーで処理された音楽信号は

同じく発売間もないモノラルパワーアンプのP-1により

信号が増幅され音楽性、スピード感、パワー感、空気感など

あらゆる面で従来品を超える圧倒的な再生能力を誇ります


また、今回の施工では間に合わず唯一レッドボディの

レギュレーター A-50Aが2台もV-50の発売後

入れ替えの予定です。




ユニット周辺の化粧パネル上にボードをはめ込めば

荷物の積載にも対応出来ます。

また、底上げした床面のカバーリングに純正トランクライナーに

付属のネットフックを流用し再取付しましたので

より純正ライクな仕上がりとしました。






床面のカバーリング内に既設の純正車載工具や反射板を

収納しましたので万一の際もご使用頂けます。




また、トランク床面のプロセッサー固定ボード下に

ハイブリッドのバッテリーが収納されていましたので

メンテナンスが可能なようにボードが持ち上がるように

制作しました。




トランク奥のアンプ、レギュレーターをさりげなくアピールするため

カバーリングに乳白色のアクリルを仕込みアクリル越しに

LEDによる照明を設けました。


以上がシステムの概要となりますがプランニングに当たって

オーナー様との打ち合わせの結果ですが

現時点ならAZ-1CC Sunriseを始めとしたパッケージングシステムの

BEWITH Royal Ensembleユニットを採用する選択肢もございましたが

今までの集大成的位置づけのBEWITH Royal Ensembleではなく

オーナー様始め当社も「これから」のBEWITHが提唱していく

システムをいち早く構築する事でBEWITHというメーカーに

信頼と期待の思いを込めて制作させて頂きました。

(ちょっと偉そうでスイマセンm(_ _ )m)

そのため今回はケーブル類もBEWITHで統一(一部除く)して

よりBEWITHが提唱するクオリティに一歩でも

近づける事をコンセプトとしました。

ちなみにオーナー様からの唯一と言ってもいい要望が

「スピーカーの色は黒で」くらいで後はありがたい事にお任せだったので

今回のコンセプト及びシステムレイアウトをご提案させて頂きました。


こちらのお車は遠方ゆえなかなか視聴の機会を設けるのも

困難ですがとりあえず来月、静岡で開催の

イベントには参加予定なのでV-50の入れ替え作業と合わせて

オーナー様の代理で参加させて頂きます。