S-トリップ
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ちゅー

憎めないから

だからお願い

ちゅー



【ちゅー】



「たっくんたっくん!これー。」

いつものようにおねだり。


本当は自分でできるんじゃないのか?

って思うこともあるけど

可愛くてついつい助けてあげたくなっちゃう。



今だって、ほら。


魚の骨取ってあげてる俺、優しい。



「たっくんありがとぉー。」



ちゅっ



「お礼だよぉ。」

えへへってはにかんだ笑顔。


この子は本当にずるい。

でも、憎めない。

やっぱり、可愛い。



「おいしい?」


「うん。おいしいよ。たっくんありがと。」


「俺も食べたくなってきたわー。」


「へ?一口いる?」



ううん。


こっちに向けた顔をそっとつかんで、ちゅっ。


「ごちそうさまでした。」


「もーたっくん!」


赤くなってるゆうすけに何も言わせないで。


「もっと欲しいとか言うん?しょうーがないなぁ。」



もう一回。



ちゅっ。



もっともっと。


くちゅくちゅ。



「ん…ふふっ」



ごはんなんてそっちのけ。


おいしくおいしくゆうすけの唇いただきました。



終  ~拓勇~

溺愛ちゅう

だめだめ。

甘い眩暈でいっぱいになっちゃうの。



【 溺 愛 ち ゅ う 】




「たっくん。たっくん。」


さっきから健太くんってば拓馬くんにばかり話かけてて

ちょっとつまらない。


可愛い顔して、けっこうやるよね。



もう、知らないよ?


なんて離れてみたけど、ちらちら目が離せない。



そんな俺に気づいたのかどうか

「さりぴー!」


いつもの可愛い笑顔でこっちに来る。


やっぱり健太くんは可愛いなぁ。





「ねぇねぇ。さりぴー。」


「なぁに?健太くん?」


「さりぴーキス…して?」


健太くんってば顔まっかにして、可愛い。

「たまには、健太くんからしてよ。」

「えっ?」


ああもうその顔が可愛すぎて今すぐ抱きしめたい。

でも、さっきのこと怒ってるんだから。

そう簡単にはしてあげない。



ふっと健太くんの香りでいっぱいになったと思ったら

首に腕まわされてそっと唇重ねられて。

もう健太くんでいっぱいになってる。



「可愛いー。」


もう止められないよ?

誘ったのは健太くんだからね?


くちゅくちゅ唇合わせて離して。

健太くんでいっぱいいっぱい。



ああ、このお姫さまは可愛い顔して本当によくやると思う。

ほら、こんなにも溺れてる。