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ライフエンターテイメント 坂本のブログ

TOSHI SAKAMOTO(株)ライフエンターテイメント代表取締役。ストレッチ専門店やリラクゼーションブランド、デイケアサービスを運営・展開しています。趣味はNetflix。

もう約1カ月ほど時間が経ちましたが、先月19日に富山国際会議場にて富山本物研究所主催のオンデーズ (メガネチェーン)の田中修治 社長をお招きしてトークショーを開催しました。

僕は語り手的なファシリテーターという役割で登壇させて頂きました。




当日は約400名の学生からビジネスマンの方々、そしてわざわざ東京から夜の為にフュービック黒川さんもお越し頂きました。


ちなみに約1時間の予定だったトークショーは30分以上オーバー。運営の人達が必死に手をぐるぐる回して一同に「まきまき」って焦ってしまうくらい大反響の会でした。
以下、参加された人達の投稿。




僕はその後もフュービック黒川さん、オンデーズ 田中さんという盟友のお二人に3時間以上、他では聞けない、どの書籍にも書いていない大切な話を沢山聞くことができました。


例えば


人は失敗を恐れる。
あなたの失敗なんて誰も見てないし、そもそもあなたのことなんて誰も知らない。


物事の選択に躊躇する。
選択自体に意味はない。○✖️クイズのように片方が正解で片方が不正確ではない。その後の行動が大切。


交渉事で一番強いのは。
テーブルをひっくり返せる人間。人は追うと逃げる。逆に離すと追われる。そのバランスが大事。



紆余曲折、極限の経験をしてきたお二人だからこその深い言葉でした。

ちょっと前までは、スポーツの世界でも水は飲むな、下級生は座るな。というあるあるな風土も僕らの世代では、オレらが若い頃はな‥って聞かされて、今の時代はそれを言うだけで老害だ!って締め出される。

つまり世の中の移り変わりは思っているよりも早く変化している。

だからって、別に悪い世界になっているわけでは無いし、田中修治さんに勧めてもらったファクトフルネスにも記されていたけど、世界中の予防接種を受けれる子供の割合は80%以上にもなっている。



結局、思い込みや自分の自意識過剰な勝手な固定概念で確立を悪くしたり、ダメだって決めつけている事が多いっていうことをガッツリ腹落ちする時間でした。

哲学的な話で頭デッカチになるのは嫌なので、この辺りにして、仕事します。


しかし、黒川さんと田中さんのやり取り最高だったな。

黒川さん「田中修治に富山駅に18:30に来いって言われて到着したから連絡したら、あっ間も無く到着です!って言われて待っていたけど全然連絡ないから電話したら、「どこですか?もう会場着いてますよ。」って言われてビックリしますよ!笑」

どこまで細かくないんだろうこの2人。
久しぶりに書きます。

夏も近くなり、暑いですねー。

さて、今日は最近社員面談をしたり研修で思ったことを書きます。(僕の勝手な意見ですので悪しからず)

僕は1989年生まれの30歳です。
弊社の平均年齢は24歳といったところでしょうか。

若いです。

社歴も4期目。


お陰さまで、僕は物心ついた時から歳上の人達に可愛いがって頂いて、そんな人達と一緒にいるのが楽しかったりします。

そんな僕も、30歳になり最近は先輩方との話の内容もちょっとオヤジ臭くなってきました。

話の中身でよく聞くのは「ゆとり世代」

「先輩、僕もゆとり世代ですよー」なんて感じで、たまに僕が30歳なのを忘れている方もいらっしゃいますが。


で、話の流れはだいたいこんな感じ。

先輩「最近の若者はゆとり世代かなんか分からんが自分の意見を言わないし、ちらちら顔色ばっかり伺って自分で考えることをしない」

坂本「あー、そうなんですねー。  例えば、どんな時にそう感じるんですか?」

先輩「会議でも現場でもいつも指示を待つ。自分で考えて行動をしないんだ。そして人の機嫌を伺ってばかりなんだ。もう少しガッツがあってもいいんだがなー」

坂本「先輩らの頃は失敗して、怒られてナンボの世界。出る杭はどんどん叩かれていたんですよねー?
僕らは、あらかじめこうすると失敗するよ。って先に答えを教えてもらう教育を受けてますから。
だから、ガッツとか精神論的なことよりもテクニカルなことの方が関心が強く、良い意味でも悪い意味でも小利口なんですかね」



ま、だいたいこんな流れ。



で、ここからが本題ですが

「ゆとり世代」の人がどうして40代、50代、60代の先輩方(団魂の世代、バブル世代)の方々からすると意見を言わなかったり、引っ込み思案だったり、内向的に見えるかというと


ズバリ





「空気を読め!」っていうよくわかんない言葉を沢山聞かされたからです。


僕も中学、高校、20代前半は良く聞かされました。



部活動(僕は野球部でした)では先輩から

「おい、お前空気読めや!ミーティング中にあんなこと言うと監督の機嫌が悪なるやろ!」

とか

「みんな盛り上がってるんだから空気を読んでよ。
あれはKYだよ。」

とか



最悪なパターンは



「あいつ空気読めるわー、この前の万引きバレそうになったやつ先生に黙っててくれたわー!」

という具合にとにかく空気を読むという言葉を使って使って使い倒しました。

ちなみに空気を読むって英語に直訳すると

Read the air
Read the atmosphere

良く分かりませんが多分伝わらないでしょうね。



ちょっと話がそれましたが、簡単に言うと

その場の状況が穏便に解決(ストレスを感じない、論争にならないetc)できなけばKY(空気が読めない)
となるわけです。


GOO辞書には

その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。
と書かれていますが

僕が思うところ、この空気を読むという言葉の本来の使われ方は「機転が利く」や「気が利く」という意味合いが強いと思います。

「酔っ払ってフラフラな上司を見た部下が空気を読んでお水を頼んで、タクシーまで手配していた。あの部下は本当に気が利くヤツだ」

という具合に。


それが気付けば、悪い機転が利く場合も空気が読めるって言われ始めて

しかも、僕らの世代ではこの空気が読めるヤツは優秀な人という価値観があり、今でもたまに耳にします。


そんな価値観を形成した状態で今の世の中のようにダイバーシティが当然のように言われる社会で自ら手を上げ物事を動かしいくには、まず「空気を読む」という間違えた解釈の価値観を壊す方が有効です。

むしろ僕がゆとり世代なので間違いないです。


だからうちの会社では、「意見を上げろ」とか「発言しろ」とか言わず、ただ一言だけ


「全然空気読まなくていいから、思ったこと言えよー」とだけ言います。

そしたら不思議と社歴の浅い人が結構発言します。




ゆとり世代の人が部下にいたり、社内でもう少し頭角を現して欲しい時に一言。

「俺には空気読まなくていいよ」

だいぶ安心すると思います。


そんな中身を読んで、わかるわ〜 という方
是非エントリーお待ちしております。



以上ステマでした。