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涼しくなってきました。

これから寒くなると思うと・・・ちょっと心細いですね。

 

 

今回も引き続き

平成30年3月20日、武蔵浦和サウスピアで開催されました医療講演会からの

一部内容を掲載いたします。

 

演題   【パーキンソン病の症状と治療】

 

講師   西川 典子 先生

      国立精神・神経医療研究センター病院・神経内科医師

 

 

 

ICD、衝動制御障害と難しい言葉ですが、今までパチンコ等に行ったことが無い方でも、クジやパチンコなどに夢中になってしまい、止められず、生活リズムが崩れ、経済的にも破綻し、家族仲が悪くなるという事が有ります。

又、性的な興味が高まり、家族が困ってしまったり、犯罪に近い事をしようとしてしまったり、食欲がこう進し先ほど食べたのにまた食べたくなる。冷蔵庫を何度も何度も開け閉めしたり戸棚の中を探したりしずっと食べてしまう事や、編み物を編んでは解き、編んでは解きを繰り返したり、機械の組み立ても意味も無くずっと組み立て続けたり、あるいはパーキンソン治療薬L-ドパを先ほど飲んだのに、又オフになるかもしれないからと飲んでしまう。

 

無いと不安、と言う事になったりする事を衝動制御障害と言い、パーキンソンのそのものの病態にも存在するだろうと言われていますが、お薬の影響が強いかもしれないと判断されています。

 

他人様に言いづらい症状であり、主治医の先生に言いづらかったり、ご本人はあまり困っていなかったりするので、ご家族の方がおかしいなと思われたら、主治医にお話しされたり、お手紙やお電話をするという形でお知らせされると良いと思います。

 

 

     🍀全国パーキンソン病友の会埼玉県支部




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