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今回は、《パーキンソン病友の会・埼玉県支部》で発行している会報【彩】から抜粋しての情報をお届けいたします。

 

☆脊髄刺激療法(SCS)

 

 脊髄刺激療法とは、脊髄に微弱な電流を流すことにより、痛みを和らげる治療です。

痛みの感覚は、痛みの信号が神経から脊髄を通り脳に伝わり「痛い」と感じます。

脊髄刺激療法により、痛みの信号が伝わりにくくなり、痛みが和らぐと考えられます。

痛みが軽減する事によって、日常生活の活動が改善される効果が期待できます。

 

神経障害に効果が有るので、パーキンソン病の痛みや腰曲りにも効果が有る場合もあるようですが、あくまで痛みを和らげる治療です。

 

①この治療は、試験的に刺激を行う事が出来、効果を確かめられる事が出来ます。

刺激効果が確認されたら、刺激装置の埋め込み手術をします。(トライアル1週間程度)

刺激装置は、ペースメーカーに似た形状の電気回路と電池が内蔵されたものです。

 

②刺激装置から微弱な電気刺激を脊髄に送る電極(リード)を挿入します。

 

③治療代は保険適用となっています。

 

④刺激装置の調整は、リモコン機器を操作して患者自身で行います。

 

⑤刺激装置とリードが安定する術後6~8週間は、幾つかの注意事項があります。

 

 

 

 

次回の気になる情報Ⅱは、【バクロフェン髄注療法】についての情報です。

 

 

《参考資料》

根本明宣先生監修~バクロフェン髄注療法を受けられる方へ

村上和重先生・大瀬戸清重先生監修~脊髄刺激療法ハンドブック

                          (メドトロニック株式会社)

 

 

  会報【彩】・その他のお問い合わせはHPよりお願いいたします。

 

      合格http://satomonokai.michikusa.jp/index.html

 

 

       

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