日韓関係について
最近、シンシア・リー氏の韓国論シリーズを読んでいます。
シンシア・リーは当然ペンネームで、韓国在住の韓国人で歯医者をやっているそうです。
奇特なことに、韓国人でありながら韓国の反日に我慢ができず、韓国人の歴史観や価値基準に真っ向から批判を加えており、
ペンネームを使わなければ、今頃裁判で有罪になっているかリンチで殺されているかもしれません。
実際、実名で「親日派のための弁明」を書いたキム・ワンソプ氏や「帝国の慰安婦」を書いた朴裕河氏は収監されています。
シンシア・リー氏の著書は、私の中にある素朴な疑問、「なぜ日韓関係はこれほどこじれてしまったのか」に答えを与えてくれています。
氏によれば、韓国は反日で成り立っており、それを儒教思想が補強しているそうです。
この韓国の儒教思想は、日本人が論語などで親しんでる「徳」を中心としたものとは全く違っているのです。
その考え方は、「万物には貴賎があり、上は高貴で、下は浅薄だ。その上下関係はどうしても覆すことができない」というもので、韓国人
はこの上下関係に異常な程こだわります。これは国と国との関係にも当てはまり、日本が韓国に謝罪すれば日本は下となり、
その上下関係は未来永劫続くと考えている。
この理論?では、上の者は下の者に何をしても許され、下のものは一切反論も抵抗も許されません。
日本人なら「ごめんなさい」と謝れば、それまでのことは水に流して新しい関係を築けますが、韓国人にとって謝罪は敗北であり、
謝罪したのだから韓国は日本に何をしても許されると考えているようです。
要するに河野談話・村山談話は、日本側から韓国に誤ったサインを送ってしまったのです。
日本の過去の政治家は(今もそうかもしれませんが)、人間は皆同じで腹を割って話せば分かり合えると思っているようですが、
日本人の考え方が極めて特殊(異常)なのであって、日本は世界に類を見ない異常な人間集団くらいに考えておく必要があります。
外国人観光客が日本で財布を落としそれが現金が入ったまま戻ってきて、「奇跡だ」とコメントしたことをよく聞きますが、日本以外の国では
起こり得ないこと=日本が異常ということなのです。
しかも悪いことに、日本人の対極にいるのが韓国人なので、最初から分かり合うなんて不可能なのです。