しばりやトーマスの斜陽産業・続 -214ページ目

のりピー判決

この記事は前ブログの過去記事(2009/11/9)からの再録です

 

以下毎日jp.より

酒井法子被告:「飯と梅干しで生活」の覚悟 関係者に


衝撃的な逮捕から3カ月余り。芸能界薬物汚染を象徴する形になった覚せい剤取締法違反事件で、9日、東京地裁で元女優、酒井法子(本名・高相<たかそう>法子)被告(38)に有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)が言い渡された。

午前11時半、425号法廷。上下黒のパンツスーツ、黒のブラウス姿の酒井被告は白いハンカチを右手に握りしめ証言台の前に進む。「高相法子被告ですね」。裁判官に尋ねられると、立ったまま「はい」とわずかにうなずく。その後証言席に座り約12分間、朗読される判決理由に時折うなずいた。

量刑について、検察幹部は「初犯であり、更生に期待して執行猶予を付けるのは当たり前。猶予期間(3年)も妥当だ」と受け止めた。

親しい関係者は「9月17日の保釈後、酒井法子被告に『芸能界への復帰は難しい』と指摘した」と明かす。無言になった酒井被告を「飯と梅干しでも3年や5年は食べていける」と励ますと「それくらいの気持ちがなければいけませんね」と笑ったという。

10月26日の初公判。酒井被告は「本当なら夫から覚せい剤を引き離すのが私の役割だった。離婚し、お互い更生する努力が必要だと思う」と涙ながらに語った。「福祉や介護を勉強し、仕事として取り組んでいければ」とも述べ、今後の芸能活動には言及しなかった。

一般傍聴用の21席を求め、東京・日比谷公園にはファンやマスコミ関係者ら3030人が列を作り、競争率は約144倍だった。前日午後11時から並び一番乗りしたファンの横浜市金沢区、公務員(21)は「反省が認められできるだけ軽い判決になってほしい。今後、介護の道に進んでも芸能界に復帰しても、変わらず応援したい」と語っていた。



あれだけのりピーを上から目線で断罪して粘着質に一挙手一投足を裏読みしてプチ心理学者ごっこをしていたマスゴミののりピーバブルも終了したらしく、この判決をさらっと流してどっかの女子大生がバラバラに刻まれた事件に夢中でした。女の子だから夢中になるんでしょうね。サラリーマンのおっさんとかがバラバラにされたなら「そんな事件もあるよね」程度の報道で終わっていただろう。報道格差。



>一般傍聴用の21席を求め、東京・日比谷公園にはファンやマスコミ関係者ら3030人が列を作り、競争率は約144倍だった。前日午後11時から並び一番乗りしたファンの横浜市金沢区、公務員(21)は「反省が認められできるだけ軽い判決になってほしい。今後、介護の道に進んでも芸能界に復帰しても、変わらず応援したい」と語っていた。

ボンクラの私は朝からmixiやったりしてますが、月曜の朝から公務員、何しとんねん。そんなにヒマなら仕事代わってくれ。 

ガッキーが「応援したいタレント」No.1に

※この記事は前ブログの過去記事(2009/11/8)からの再録です

 

以下ニッカンスポーツより


ガッキー大パニック中高生3000人が殺到!


感激のあまり涙を見せる新垣結衣(撮影・小沢裕)  女優新垣結衣(21)が7日、横浜市内でソニー・ウォークマンのCM撮影イベントを行った。この撮影に参加した3000人の中高生が、帰ろうとする新垣を間近で一目見ようと殺到。大事故寸前となった。幸いにも負傷者は出ず、新垣も無事だったが、圧倒的なガッキー人気を、改めて証明する“大パニック”だった。

夕日がさす港町・横浜が、興奮のるつぼと化した。MONGOL800の「小さな恋のうた」を、通しで3回歌った新垣が帰ろうとすると、撮影に参加した中高生らが自主的に、新垣の乗る車への帰り道を作った。警備員8人で道を作る予定だったが、その必要もなくスムーズに戻れるはずだった。

ところが、新垣が車に近づくにつれ、興奮が高まった中高生が「ガッキー」コールを連呼し、新垣を取り囲んだ。「元の場所に戻って」という係員の指示を無視。押し寄せる人の波に押しつぶされそうになった新垣だったが、何とか警備員にガードされて車に避難。その中で足を踏まれた女子学生がいたが、痛みではなく新垣を近くで見た喜びで泣きだした。混乱を極めたため、イベントの最後に予定されていたメディア用のフォトセッションが中止となった。

とはいえ、イベント自体は、感動的だった。3000人と声を1つにして歌った新垣は「3000人の歌声ってすごい。泣きそう」と感激。終了間際に偶然、曲技飛行チーム・ブルーインパルスの戦闘機6機が上空を飛び、飛行機雲ができると「すごい」と言って泣きだした。それだけに終了間際のパニックだけが水を差してしまった。ただ、新垣はイベント後も「一生、忘れることのない思い出になりました」と喜んでいたという。


http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20091108-563900.html


ガッキーといえばスイーツ(笑)映画『恋空』で華々しくブレイクした後の主演第二弾『フレフレ少女』が壮絶にずっこけて
「ガッキーは映画の登場人物よりも自分を応援してもらった方がいい」と同情されたもので以来さっぱり泣かず飛ばずな感じで同じく『世界の中心で、愛をさけぶ』の後の『タッチ』ですべって転んだ長澤まさみのように後は落ちていくだけなのかしら?
と思っていたものの、たかだかCMの撮影ごときに3000人も集まるぐらいだからちゃんとファンがいるんだ。

>新垣が車に近づくにつれ、興奮が高まった中高生が「ガッキー」コールを連呼し、新垣を取り囲んだ。「元の場所に戻って」という係員の指示を無視。押し寄せる人の波に押しつぶされそうになった新垣だったが、何とか警備員にガードされて車に避難。

この盛り上がり!『フレフレ少女』のクライマックスより盛り上がってるやんか。

>その中で足を踏まれた女子学生がいたが、痛みではなく新垣を近くで見た喜びで泣きだした。

この子が『フレフレ少女』観てたらこんな企画を立てられてしまったガッキーの立場に号泣すると思う。かわいそうに!応援してあげたい!
そんなガッキーの次回作は一青窈のヒット曲をテーマにした『ハナミズキ』です。ああ、そういえば長澤まさみにも『涙そうそう』てあったなあ。この二人の芸能人生はなんか似ている。 

 

 

 

童貞トーク

※この記事は前ブログの過去記事(2009/11/2)の再録です

 

 

金子修介監督のブログより、前田愛ちゃんの結婚披露宴に参席した話の中で面白かった部分。

http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/

司会のNHK黒崎めぐみ(生活ホットモーニング)がマイクを持って会場を歩き、「ご出席の皆様にお話をうかがいましょう」と言ってるが、まさか、こっちには来ないだろう、と思ったら、隣りの伴明さんが突然指名され、勘太郎主演の映画『禅』の話をなさった。

「事前に(スピーチの依頼)あったんですか?」と伴明さんに聞いたら「ないない」と手を振る。

これだけ芸能人がいるんだから、もうこっちには来ないだろう、と安心して暫く歓談となり、僕は伴明さんらに前田愛の話を披露する。
「15才の彼女にですね、カイジュウの前で胸のボタンを外すという芝居をつけたんですけどね、恥ずかしがってるところがグッと来てしまいまして」
すると樋口が「更にグチャグチャどろどろの体液の中に愛ちゃんをぶっ込んじゃいまして!」と間の手を入れる。
「英語字幕じゃ『暑いよ』が"I'm hot"になって外人に大受け。"I's hot"なのに」
「アタシ燃えちゃう!みたいな」と金子&樋口漫才で監督席が盛り上がって来たところへ黒崎さんがやって来て「それではブログでも愛さんの事を書いて下さっている金子監督にもお話を伺いましょう」
!!!アタマ真っ白。

「今、この監督席で愛ちゃんのガメラの時の話で盛り上がってまして……」というような事を言ったのは覚えているが、「ちょっとエッチだったかもしれませんが、愛ちゃんは、もう忘れているらしいんで、中村家の皆様はご安心下さい」とか言ったみたいな気が……大丈夫?



樋口監督の真骨頂、童貞トークのサーブを見事に打ち返す金子監督とのラリー!これがホントの『濡れて打つ』!
最後、前田愛ちゃんがきれいに落ちをまとめてくれてるのも最高。

 

 

 

みんなのランキングに参加しました

 あらゆるランキングをみんなの投票で決める「みんなのランキング」に参加しています。

 

 

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 ありとあらゆるランキングが掲載いますので必ずひとつぐらいは琴線に触れるものがあると思います。僕は映画関係の仕事をしているので映画関連のランキングを4つあげています。

「平成のトンデモ映画」「『オトナ帝国』『アッパレ戦国大合戦』以外のクレしん映画」「どんでん返しがすごい映画」「面白い映画」です。

 

 極めて個人的なランキングを載せてもOKなので標準的で平均的な意見はやめよう、と思い「俺はこういう人間なんだと思ってくれ」なランキングにしたところ、変わっていたところを評価されたのか「公認映画マイスター」の地位を編集部よりいただきました。

 

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 さあ今すぐみんなでランキングだ!

『仏陀再誕』を観た!

※これは前ブログの過去記事(2009・10・23)からの再録です

 

 

 

『仏陀再誕』を観た!言わずもがな幸福の科学、大川隆法総裁総指揮による啓蒙映画です。


新聞部に所属する天河小夜子(CV:小清水亜美)は普通の女子高生であったがある日突然霊が見えるようになった(笑)
小夜子は駅のホーム下に自殺した新聞記者に引きずり込まれる!気がつくとそこは霊界裁判所で、新聞記者が裁判を受けていた。


「あなたはどうして自殺したのです?」
「政治家のスクープ記事を探っていたらガセネタを掴まされて、地位も名誉も何もかも失ったんだ!生きていてもしょうがないから自殺したんだよ!」
神仏から授かった命を粗末に扱っていいと思うのですか?あなたは神仏や宗教を否定する記事を書いていましたね?」
「けっ、神様や仏様なんかいやしねえよ!いるなら俺を助けてくれよ!人間は死んだらそれでおしまいなんだよ!だから宗教なんかインチキだって、みんなに教えてやったのさ!」
「やれやれ・・・また唯物論ですか・・・」
「今、現代に仏陀が最誕されているというのにまだこんな人がいるんですね」
「神仏を否定するあなたは地獄行きです!」
ドーン!と指差されると(誇張表現)新聞記者は地獄の門に引きずり込まれた!


何がなにやらわからぬまま、小夜子はすんでのところを大学生の元カレ、海原勇気に助けられる。「霊が見える」と相談すると勇気は霊が見えるシステムについて説明する。

「そもそも人間というのは死んでも死なないんだ。この世で役目を終えると体から魂が抜け出してあの世へいく。その後で天国へ行くんだが、すべての人間がいけるわけじゃない。例えば自殺したりした人間の魂は本来の寿命を全うするまであの世とこの世を行ったり来たりしてとどまるんだ。その間に生きている人間を引きずり込もうとしたり、自縛霊になって悪さをするやつらも出てくるんだ!」

と立て板に水な勇気の解説を
なぜそんなことが言い切れるんだろう
と訝しがる(そりゃそうだ)小夜子に勇気は

んっ、どうした?今の話のどこかわかりにくいところがあったか? 」

と、そんなの知ってて当然だろ?と言わんばかりの態度を取るのだった。わかりにくいところ、って今の話全部わからないよw

自宅に戻った小夜子はテレビで「仏陀の生まれ変わり」と称する巨大新興宗教、操念会の会長、荒井東作の存在を知る。荒井は「私は仏陀の生まれ変わりなんで世界の危機も救えますよ」みたいなことを主張するんだが、放送中に地震が発生、アナウンサーの頭上に照明器具が落下!危ない!すると荒井は
「ムムム~!!」
と念動力で照明器具を空中で静止させたのだった!(バカな)
それを見た小夜子は「すごい!本当の霊能力者なんだ!相談しに行こう!」とあっさり騙されちゃうのだが、勇気は「あいつは怪しいから行くのは止めろ」と忠告する。
忠告も聞かず操念会の講演会場で危うく捕まりそうになったところを勇気とともに間一髪脱出する小夜子。勇気は脱出する際に

「俺に手を出していいのか?外にはTSIの仲間が待っているんだぜ」

とすごむと操念会の会員が全員怯えて道を開ける。TSIって何?それについて劇中では説明が一切無い。それについて小夜子が問いただすと勇気は口をつぐむのだった。

一緒に操念会の施設を脱出した小夜子の弟(CV:白石涼子)が謎の奇病に倒れる。その前に勇気と謎のオーストラリア人留学生、ハリーと女優の木村真理(CV:三石琴乃)が現れ、空野太陽という人物を紹介する。勇気や真理いわく、彼こそがこの世に再誕した本物の仏陀だというのだ!

太陽は弟に憑依した悪霊をオーストラリア人留学生に移し、成仏させ弟を治療する。ついでに小夜子の父親が末期ガンだということを見抜いて(どうやって?)「死ぬのが怖い」ともらす父親が神仏宗教を否定していることをしかった後で
「どんな苦難、苦行も人生の糧です。悔やんだり悩んではいけません。自分の境遇を恨んだりしてもいけません。これ人生を輝かせるための修行です!」
と諭されると小夜子の父親は涙を流して
「自分が間違っておりましたあああああ」と頭を下げるのだった。

人の弱みに付け込む宗教の恐ろしさに驚愕する(誇張表現)小夜子に真理が太陽の素晴らしさを説く。真理はかつて荒井に利用され何もかも失いかけ絶望の淵に追いやられるが、

「人を貶めて手に入れるような成功は、真の成功ではありません。周りの人がみな幸せになるような成功が真の成功なのです。恨んだり妬んだり欲張ったり他人を傷つけてはいけません。真理の法に目覚めなさい」

と説く太陽と出会うことで立ち直ったのだった。
この人こそ本物の仏陀なんだ! と考え直す小夜子。
この空野太陽こそ幸福の科学総裁、大川隆法をモデルにしたキャラクターで声は幸福の科学アニメの常連、子安武人です!

その頃、荒井と幹部たちは操念会本部で陰謀をめぐらせていた(笑)。その陰謀とはUFOの大群を使って町を破壊することだった(!)
夏祭りの会場を吹っ飛ばすUFOの群れ!そこで蓮模様の浴衣を着た小夜子が手をかざすと夜空に輝く蓮の花が現れ、花びらと光が降り注ぎUFO軍団を撃退するのであった!
これが『カンフーハッスル』みたいな映画ならギャグだとわかるけど、作ってる方は多分大真面目(笑)見てるこっちは笑い抑えるのに必死。

翌日から小夜子は「地球の危機を救った謎の美少女」としてテレビやYOUTUBE、ニコニコ動画で話題に(本当は太陽が遠距離から小夜子に念を送っていた)。
すっかり時の人となった小夜子は心の底から空野太陽を信じるようになったのであった。

UFO事件は騒動を起こしてから荒井自身が事態を解決し、
「荒井東作が人類を救ったんですよ」
とやる自作自演を目論んでいたのだが、小夜子のおかげで面子が丸つぶれになった操念会と荒井は陰謀を最終段階へと進める。

それは国営放送(!)の電波をジャックして
「今から大津波が起きて全員死にます!しかし、私を信じれば救われます!私に跪きなさい!」
というものだった。しかし太陽が小夜子の体を使って日本中に送ったメッセージによりすんでのところで日本は救われ、操念会には警察の手が・・・

しかしここでハッピーエンドということはなく、荒井は操念会の背後にいた悪霊(笑)に乗っ取られ、小夜子を誘拐した上で空飛ぶ円盤に乗ってドーム球場に現れる!

「ここでお前が本当の仏陀だといえ!」
「違う!本当の仏陀は太陽先生・・・」
「言わなければ球場にしかけた爆弾で5万人を殺してやる!本当のことを言って他人を見捨てるか、嘘をついて人を助けるかどっちかを選べ!」

誘惑に負けそうになる小夜子だが、真理の法を貫き真実を話す。そしてドーム球場に降臨した太陽と荒井に乗り移った悪霊、覚念(CV:三木眞一郎)の最後の戦いが始まった! 最後の戦いでは太陽は光の剣を振り回し、黄金の翼をはためかせる

トドメ、エンドロールに協賛企業が300社ぐらい出てくる。
どんだけあるねん!これ全部・・・いや、まさかな・・・いやまさか!

本作は現代を舞台に大学生と女子高生がイチャイチャしながら紆余曲折を経てくっついてこの世の真実に気づくという設定はこれまでの幸福の科学アニメ『ヘルメス 愛は風の如く』『黄金の法 エル・カンターレへの道』よりも一般層、というかアニヲタのハートを鷲掴みにすること間違いなし。ヒロインの声優に小清水亜美とか使ったりするところが、なかなか計算してるね。今時のアニメ映画は声優にたいてい役者を使うというのに、堂々本職声優を「豪華キャスト」と称して採用する辺りにアニヲタとして幸福の科学の男気を感じてしまったw
マッドハウスが年末アニメ『よなよなペンギン』で声優に爆笑問題なんかを使ってますが、出直して来いと。

なんでこんなことになってるのかというと、企画、脚本を手がけた大川隆法総裁の長男、大川宏洋がなかなかのアニヲタで大学生でありながら『狼と香辛料』『コードギアス』『エヴァンゲリオン』などを好んでおり、小清水亜美や三石琴乃の抜擢はそこからだと(http://ralf-halfmoon.jugem.jp/?eid=521

素晴らしい・・・時代は宮崎ジュニアよりも大川ジュニアということですね!
誰ですか、

「それって北の指導者一族ぽくね?」

とか言い出す人は!?地獄に落ちますよ!