入院して思った事(術後)
<7/5 ②>
こんばんは。
今日のお昼、ジジイ一人飯
「野菜塩ラーメン」
栄養士さんは一か月はラーメンを控えてと言ってたけど・・・
我慢できず以前娘に貰った函館「響」の塩ラーメンを頂きました。
主治医は退院したら好きなもの食べて大丈夫と言ってたしね。笑
そもそも独り暮らしであれ駄目これダメじゃ食べれるものが無くなる。
なんと麺は揚げ麺のような乾麺。
茹で時間6分とありましたが6分以上必要です。
中太麺。さすが函館の塩、美味しかったです。
よく噛んで頂きました。はい。
私の大腸癌摘出手術のことについて最後の感想になります。
手術後に感じたことを時系列に。
6/18~19 手術・個室で安静
6/20 たった二日でこれほどまでに体力は落ちるものなのか?
ほぼよちよち歩き。(二人部屋へ移動)
6/21 この総合病院の老人率は凄まじい
いや今日日どこの病院もそうなのかも知れない
中後期高齢者ばかりが目立つ
私が若いって言われるんだから、ほぼ老人介護施設
日に日に調子は良くなるはず
胃と腸は食べ物を待って動いている
(長時間の外出や旅行には2年程注意が必要なようだ)
6/22 お腹に力が入らない(入れられない)
ベッド上での位置取りも動きにくい、乗り降りが一番きつい
からだ起こし。点滴やチューブも邪魔をして上手く行かない
自分の身体が思うようにならない位腹立たしいことはない
隣りの爺さん(ストーマ手術)の死にそうな唸り声で滅入る
昨日渡辺淳一の「宣告」(芸術家がストーマ手術を受け亡く
なるまでの、医者の葛藤を描いたもの)を読んだばかり
毎朝、病院清掃の人を見て思う。女性たちは安い賃金で汗
を流し、そこの社長は最高級のベンツに乗ってる
昔そんなことを目の当たりにして心が痛んだ
痛さには多少慣れているつもりだけど・・・
痛み止め無いとイテ―!わ。でも我慢
昔関わった事のあるパートさんがその友人Tさんと会って
「○○さん(私)、入院してる」と言ったら
「○○さん、懐かしい。今の私があるのはあの人のお陰」
と言ってたそうだ。そんなことが一つでもあったなら生きて
る価値があったと思える
あ~~~腹減った。ラーメンが食べたい
(栄養士によれば暫くはラーメンはダメらしい、今日食べた)
まだ水のみ
6/23 ガンバレ自分!明日の昼からは食事がでるらしい
(5分粥だけど)
明日はきっと今日よりは痛くない
6/24 実にリアルで不思議な夢を見た
柳ジョージさんがアコギでブルースを弾き語っていて、
私が横でリードギターを弾いている。とてもリアルだった
6/25 隣の爺さんのところへ毎日娘さんや息子さんが見舞いに来る
(私のところへは誰も来ない、笑)
私なら情けない姿を誰にも見せたくないが・・・ひょっとしたら
家族は本人が知らない事実を知っているのかも・・・
カーテンを閉め切ったきり、私とは会話は無い
昭和の頑固ジイさんといった感じ
老人介護施設状態だけど、その一人一人が家族にとって
かけがえのない人なんだよな
6/26 手術日から数えて10日半で退院できることになった
運が良いと言うか見守られてると言うか生命力・悪運強し
いや公費で手術・入院してるのだから一日も早く退院する
のが当然の責務だと思う。笑
6/28 1階で総師長に会った。明日退院だと伝えたら
「良かったわ~!、きっとお母さんが見守ってくれたんだよ」
と自分の事のように喜んでくれた
有り難し
6/29 無事退院。担当医(ゴッドハンド?)と握手、感謝
二日程便秘気味、おならは出てるし腸は動いてるので心配
なしとの事
娘が迎えに来てくれた
7/5現在、まだまだ本調子じゃない。散歩もシンドイ・・・
めでたし、めでたし。