正直者はバカを見る? | いらっしゃいませ~!「テッペイ」で~す。

正直者はバカを見る?

<3/8 

 

 

 

こんばんは。

 

↓こんなの見てました。

「正直者はバカを見る時代※これが真面目に生きた人に待ち受ける結末です」byひろゆき

 

 

私はこのヒト好きなところと嫌いなところがあるので・・・で、この意見には全然共感出来ないんですよ。

(ブラックライターが書いたと思われるエッセーも読みました)笑

確かにね、ホリエモンもそうですけど経済的勝ち組ですね。

で、経済的勝ち組の言う事は正しいという風潮がいまの日本ではまかり通ってます。

 

そうすると今やり玉に挙がってる政治ショーを繰り広げている政治家達はみんな勝ち組になります。笑

そして国民の80%以上と思われる中間層以下の人達はほぼ搾取される側に回っている、つまり負け組ということになります。

経済至上主義の中ではほぼ99%生まれた瞬間に勝負ついてる。笑

 

 

 

(動画 約19分)

 

 

(SNS記事)

 

(一部抜粋)

「今回の自民党の金と政治に関する問題も、何事もなかったかのように終わってしまうのであれば、私たちも日本から海外への移住を本格的に考えざるを得なくなるでしょう。正直者が馬鹿を見るような政治をしている国には未来があるとは思えません。税金をちゃんと払う価値がある国かどうか疑問に思います」

 

 

あれ?

民主主義って多数の意見が正しいんじゃ無かったでしたっけ?

・・・これが我々貧乏人が若い頃から「支配する側の人間」に刷り込まれたなんですね。

ほとんど多数の人はその刷り込みで「真面目」に生きて人生を成功させられないんということなんですよ。

でもね、案外それで良いんです。ニコニコ

 

 

 

 

私の父は真面目を絵に書いたような人でした。

(明るく楽しい人だったけど)

で、元漁師なのでそれなりに気性は荒かった。

怒らせると手が付けられないので私はびくびくしながら育った。笑

 

昭和の時代。

経済成長とともに飛ぶ鳥を落とす勢いで会社も成長する、綺麗ごとなんか言ってられない、追い付け追い越せ、そんな時代に上司(の不正)とぶつかっては会社をやめ、騙されては留置所まで入り、母は随分苦労したことと思います。

 

でも最後まで自分を曲げなかった。

本当に曲がった事の嫌いな人でした。(その割には外に女を作ってた。靴屋のお姉ちゃん、看護婦さん記憶ある・・・モテたからね。笑)

母も心得たもので家に離婚を迫って押しかけて来たその方々とちゃっかり友達になっちゃってりして。

 

父は60歳のとき病院のベッドの上で勤めていた会社の定年を迎え、そのまま翌春退院することなく膵臓癌で逝きました。(私の手を握ってね。妹はなんで兄?と怒ってましたけど)

私が脱サラしてススキノに店をオープンした次の年でした。

 

でもそういう人生が悲惨な末路とは思わない。

 

貧乏でも・・・本人はとうとう年金は貰えなかったけど母にはしっかり遺族年金を残し、母はそれからの31年を一人で生きた。

 

 

かたちは違うけど、その血を引き継ぐ私も似たような人生を歩んでしまい、そして今、父の生きた歳を無駄に大きく超えてしまった。笑

 

昭和30年代後半?中央:父

ネクタイしてるからデパートに居た頃かな?

 

 

 

 

 

この歌、好きだったんですよ。柳ジョージさんももういないけど・・・。

 

 

 

父が好きだったのはグレンミラーやコルトレーンなどのジャズ、日本だとバーブ佐竹とか三橋美智也春日八郎フランク永井松尾和子といった歌が上手い人達だった。

 

いや~Youtubeって凄いね、検索したら出てくる出てくる。笑

 

 

 

 

父が死んだとき、家に同僚達?が押し寄せて「くれると言ってた」と自慢のステレオや酸素ボンベなんかを根こそぎ持って行きました。

母は止める事も出来なかったと。葬式にも来なかったくせに。

 

でもまあ、面倒な形見分けせずに済んだ。

 

 

 

 

要領よく生きて金持ちになったとして、人に言えない悪事を働いて金持ちになったとして、何がどこに達成感があるのだろうか、私にはそこは分からない。

 

人生をマネーゲームのように捉える人もいる。

でも人生観・幸福感なんてその人その人で違うもので学校のように画一化して考えられるようなものじゃない。

 

いま私の周りに居るのは人を騙したり嘘をつく必要もない人ばかり。(陰で私をバカにしてる人はいるだろうが・・・)

それがいかに幸せな事か、経済的に成功者となった人に理解など出来るとも思えないけど。

 

全てお任せのフルコース料理より、時に自分で作るお茶漬けの方が美味しいことに気が付けると幸せはグッと近くなるのだと思う。

 

 

 

な~んて書くと、また偉そうに負け犬が!、と批判を受けるかも知れない。なんだか取り留めなくゴメンなさい。

 

ハードルを下げ過ぎて地を這うように生きている私。笑い泣き