盲目のギタリスト
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こんばんは。
珍しく音楽の話題。笑
高校生の時に知り憧れたギター弾き。
ドッグ・ワトソン(1923-2012)。
盲目のギタリスト。
ジャンルとしてはカントリー、フォーク、ブルーグラスといった地味なところだけれど、この人のギターは当時高校生でコードしか弾けなかった私には衝撃で全く理解できなかった。勿論実際に見ることも出来ない。
ソロギターの先駆者チャット・アトキンスもトミー・エマニュエルもドッグ・ワトソンの影響を受けたらしい。
これは彼の珍しい映像。
高校生の頃Youtubeがあれば喰いついて見ただろう。
便利な世の中になった。
(その代わり、想像力は減退したような気もする)
大好きな曲でビクトリー・ラグという曲があるんだけど、私はちょっとマネをしてギター練習用の一曲になっている。
このアルバムを持ってた。
これは本物のビクトリー・ラグ(音源のみ)
そう言えば
日本にも盲目のギタリストがいた。
この方のギターも素晴らしい。
長谷川きよし「別れのサンバ」
この方は私と同年代くらいなら皆知っていると思う。
紅白にも出ていたような気がする。
この曲は1969年の発表なので半世紀を超えてしまった名曲だ。
現在79歳現役?
こういうギターは弾きたくても簡単に弾けるものじゃない。
私なんかコピーする気すらも起きない。凄すぎる。笑
彼らは目が見えないというハンデを超えて、目が見える者達をも凌駕する演奏をする。
ピアノならスティービー・ワンダー、レイ・チャールズ、辻井伸行。
凄い事です。
目が見えない代わりに神に与えらし才能か?
その苦労と努力も私たちの想像をはるかに超えるのかも知れない。
私には才能などは無かった。
・・・そんな気分にさせられる。
若い頃は努力すれば何とかなるかも知れないと思っていた。
何十年粘ったろう・・・結局なんともならなかった。笑
今日も一日平凡。自己満足のギター練習が出来たことに感謝。
夢・努力に関して書いた本、その筆者に庶民を代表して言おう。
糞たっれ!お前の母ちゃんでべそ!