数えられないのかな? | 編集手帳の隙間から~舘岡重光のblog~

数えられないのかな?


安倍首相、憲法改正「まず96条」…発議要件

読売新聞 4月16日(火)3時8分配信

 安倍首相(自民党総裁)は15日、憲法をテーマに読売新聞の単独インタビューに応じ、改正の発議要件を定めた96条をまず見直す方針を表明した。

 夏の参院選で公約の柱とする考えも示した。成人年齢の引き下げなど国民投票法に盛り込まれた課題に結論を出すとしたほか、集団的自衛権の行使を認めない政府の憲法解釈に関し、年末の「防衛計画の大綱」の決定までに変更できるよう検討を進めるとした。

 インタビューは首相官邸で約40分間行われた。

 首相は、衆参各院の「3分の2以上」の賛成を必要とする96条の発議要件について、「2分の1に変えるべきだ。国民の5割以上が憲法を変えたいと思っても、国会議員の3分の1超で阻止できるのはおかしい」と述べた。そのうえで、「参院選の中心的な公約として訴えたい」と強調した。「公明党の理解を得ながら、日本維新の会など広い基盤の支持を得て発議できればいい」とも語った。

最終更新:4月16日(火)3時8分

読売新聞


読売新聞の記事である。安倍首相の頭がどうかしていると感じるのが「2分の1に変えるべきだ。国民の5割以上が憲法を変えたいと思っても、国会議員の3分の1超で阻止できるのはおかしい」という部分だ。
衆参各員の「1/2」は国民の5割とイコールか? という点である。
選挙時の投票率を考えてみると良い。前回の選挙で60%を下回った投票率。つまり国会議員の半分なんて、民意の1/4強の証明でしかなり得ない。
はっきり言えば「政治屋がやり易いようにする」のが目的の改正としか思えない。
国民がしっかりと興味を持って理解し、判断しないとこの國はおかしくなっていく。