LED電球の使い方 | 編集手帳の隙間から~舘岡重光のblog~

LED電球の使い方

最近、「節電」や「エコ」の話題になると出て来る事が多いLED。
コンビニエンスストアでも蛍光灯をLEDに換えていたりもします。
ところが、いざ自宅の蛍光灯をLED化しようと思っても、中々簡単にはいきません。
多くの疑問符が出て来たので、ちょっと調べてみました。

1、LEDの特性とは?
LEDの特性はどういったものでしょう?
・消費電力が少ない
・長寿命
この2点から注目されているようです。
数値化している場合が多いですが、はっきり言って素人には分かりません(笑)。「へー、スゴイんだねー」と思うしかない感じです。なのでここでは比較などはしないでおきます。
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2、電球や蛍光灯と比較してみよう

電球を売っているお店ならば、ほとんどと言って良いくらいに売っているのが電球型のLEDです。
蛍光灯との交換に比べて、入手し易いですし、価格もそれなりに低い。もちろん、普通の白熱球と比べてしまえば雲泥の差なんですけどね(苦笑)。
ではなぜか? と考えると、消費電力の差がかなり大きいのと、器具などはそのままで交換できるのが大きな理由です。

白熱球をLEDに換えると、80%の節電になると言われています。これは大きい! 光の向きが電球は球状の他方面に向うのに対し、LEDは下方向に集約されているので、天井も含めて明るくしたい場合などは電球を使用すると良いと思います。また、LEDは熱に弱いので、断熱材を使用したダウンライト器具にも向かないそうです。お気をつけください!

では蛍光灯をLEDに換えると、どうなるのでしょう? 大体同じくらいの光量を得たい場合、その差は微々たるもの。数ワットしか変わらないそうです。
それでも24時間点けっ放しのコンビニエンスストアなどではそれなりの差となるかもしれません。家庭用として考えると、一日に数時間程度ですから、あまりお勧めできない事になります。
しかも光量を「同程度」と言いましたが、LEDの方が若干暗いようです。
なので、蛍光灯をLEDに換えるメリットはあまりない事になります。
でもひとつだけ、LEDが蛍光灯に対して大きく優位な特性があります。それは「スイッチのON/OFFに強い」という事。蛍光灯はスイッチのON/OFFによって寿命の縮まる率が高いのですが、LEDにはそれがありません。ここが着目点だと私は思いました。


LED電球の用途を考えよう
ではLED電球をどう役立ててれば良いのでしょうか?
●明るさはほどほどで良く、スイッチのON/OFFが多い場所へLED電球を取付けると良いと思います。
(我が家の例)
階段   トイレ

●逆に明るさがある程度欲しくて、ON/OFFが頻繁ではない場所は電球型蛍光灯だと思います。
(我が家の予定例)
風呂場

●現在付いていて、使用頻度が低い場所にはとりあえず白熱球を付けておいて良いと思います。交換時期になったら、電球型蛍光灯にするか、もしくはまた白熱球を付けるか。思い切って電球を付けない! なんて事もあり得るかも(笑)?
(我が家の例)
廊下
※我が家の廊下は短く、階段に近いので階段の灯りや部屋の灯りで歩行可能

何でもかんでもLED! ではなく、しっかりと考えていかないと結果として「節電」にはなっても「エコ」にはならなくなってしまいそうです。
流行に流される事なく、しっかりと考えていきたいと思います。