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キャンプ場のテント泊の朝、「チリン♪チリン♪」という熊鈴の音で5時に目が覚めた
「あぁ! 早くも一人先を越されたか・・・」
そしてコーヒーを沸かしている間に、また、チリン♪チリン♪と鳴らしながら一人のフライマンが林道を上がって行きました
9月禁漁間際の日曜だけあって、激戦の模様で嫌な予感

できるだけ先行者を避けて、これまでに入渓したことのない最上流部を目指して林道を歩くこと50分、元森林鉄道の鉄橋下から入渓
テンポ早く釣りあがるも、ここぞというポイントからはほとんど反応なく、竿抜けポイントでなんとか20cm前後のイワナ2尾とタナビラ1尾。

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かなりの時間釣り上がって、前回、32cmの尺越えを釣ったポイントに差し掛かったところ上流にエサ釣りの先行者を発見。
ガックリきて、そこから林道に上がって、さらに上流部を目指し再入渓

入渓してすぐ、見落としてしまいそうな落ち込み下の小さなプールの岩陰に40cm近い黒い魚体を発見!ギヨギョ!!
どのフライをキャストするか迷った末に#12のブラウンハンピーをキャスト
ゆっくり浮いてきて、フライに口先で触っただけでUターンして岩陰に隠れて終了。二度と出てきませんでした

気を取り直して、釣りあがるも全く反応なし、昼を過ぎてコーヒーを沸かして長めの昼食休憩をとっていたところ、なんと、30m先に、20m上の林道から崖を降りてきて一人のフライマンに先を越されてしまって万事休す
あと5分休憩を早く切り上げていれば・・・
さらに上流をめざす元気がもうなく、下流部へ

前回釣行時に魚影が濃かったポイントまで戻り、最後の勝負
入渓してすぐ20cmのグリーンバックのイワナを1尾キャッチした後、YMDさんが前回32cmを釣り上げたプールの同じポイントで幸運にも30cmジャスト(30.5cmくらい)の少しやせたイワナをキャッチ
まさに最後の最後に念願の「尺」が出てくれました

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翌日は、前日、先行者とバッティングして入渓できなかったポイントを中心に釣りあがりましたが、これでもかというくらいのバラシの連続で、昼までの半日で最小釣果に終わってしまいました

10月末までの伊豆の一部の渓流を除いて、今年の一般渓流のシーズンは終了?今年の遠征も終了?となりました
名古屋から約100kmで名古屋ナンバーの車だらけでした、一方、こちらは自宅から片道265km
もう少し近いといいんですが、でも阿寺川は、来年も今年と同じくらい足を運ぶようになりそうです