たんぽぽの会でわらべ歌を指導していただいている藍原益子先生から、子育てについて記事をいただけることになりました。今回はその第1弾をご紹介します。

       「子育ては親育ち」

 子育ては子育ち、そして親育ち。子どもには育つ力をマグマのように内包している存在として考えています。

 親の役割は、この内包された力、例えば生きる力を育てるためにおっぱいを飲ませ、離乳食を食べさせます。そのとき一緒に親はさまざま語りかけます。あるいは歌を歌ってやります。この一連の何気ない働きかけが愛情と呼ばれる行為だと思います。そして、さらに直接肌に触れて心地よい感覚を赤ちゃんに伝えます。これがいわゆるベビーマッサージと言われる行為であると思います。

 ここで赤ちゃんは、人としての豊かな感情が育つのだろうと思います。
 愛情という栄養を心にも体にも一杯もらった赤ちゃんは、人を信頼し、自立の心をもらった一人の存在として豊かな人間関係の中で生きていく事が出来ると信じています。 私が長年にわたって薦めているわらべ歌も、こうした考えに立っているものです。

 以上のような働きかけの第一は親であることが望ましいのですが、絶対という事ではないと考えます。
 赤ちゃんとかかわる全ての大人の考えによると思います。

            藍原益子 


     藍原益子先生の著書 『この道泣いて笑って

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