紅葉の季節が近づいてきました。
写真は昨年の秋に家族で京都 西山三山のひとつ、善峯寺を訪れたときの紅葉です。
京都の紅葉が美しい理由は、自然の紅葉ではなく、創られた紅葉だからということです。自然の紅葉ももちろん綺麗ですが、京都の神社仏閣の境内のカエデやモミジは、美しく観せるために手入れがされているからこそより美しいといえます。

京都の紅葉スポットのベストワンは間違いなく「モミジの永観堂」でしょう。
東山 南禅寺の北にある永観堂(Mapion地図)は境内に3000本のイロハモミジやヤマモミジがあり、最初に紅葉を観に訪れたときは、あまりの美しさに鳥肌がたったほどでした。
昨年は日帰りの贅沢旅行だったためにあまり時間がなく、善峯寺の往復でかなりの時間を費やしてしまって、永観堂はライトアップされた夜景しか観ることができませんでした。
まだ「モミジの永観堂」をご覧になったことのない方は、機会を作って是非訪れてみてください。

地下鉄の蹴上(けあげ)駅から徒歩で南禅寺から永観堂へ、永観堂から哲学の道を通って銀閣寺までが散策のベストコースです。時間に余裕があれば、そこからさらに北へ足をすすめて一乗寺(宮本武蔵が吉岡一門と決闘したことで有名な一乗寺下り松があるところ)の詩仙堂。さらに曼珠院まで足を運べば完璧です。蹴上から行程約7Km、ゆっくり歩いて2時間。拝観時間を含めて半日といったところでしょうか。途中、銀閣寺道から一乗寺までバスに乗ると2kmほどパスできます。もちろん逆のコースもありです。
例年の見頃の時期は、11月下旬の勤労感謝の日前後です。
今年の見頃は、早いか遅いか?・・・

PS.
花(紅葉)より団子という方におすすめ
北区紫野の今宮神社境内脇にある「かざりや」「一和」の2軒の甘味処。
ここの名物「あぶりもち」が超うまい!!