「お父さ~ん 小浜(おばま)がテレビに出てるよ~」と妻に言われて見始めたNHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」。毎回録画して欠かさずみるほど はまっています。
小浜は私が通っていた高校のある街。

写真は小浜の名産の一つで、主人公「喜代美」の父と祖父がその職人でもある若狭塗箸(家にあったものです)。なんでも若狭の塗箸は全国の塗箸の80%のシェアがあるそうです。
ドラマに関連したトピックスを少し紹介・・・
 先週は「喜代美」の兄弟子が焼き鯖を丸かじりで食べるシーンがありましたが、私が田舎に帰ると、必ず食卓にのぼる一品で、とても美味しいものです(丸かじりは普通しませんが)。また鯖を糠付けして保存食にしたものを「へしこ」と言い、若狭の珍味で、田舎から送ってもらったものを、焼いてお茶漬けにして娘がよく食べています。若狭は昔から「京の台所」とも呼ばれていて、若狭地方でとれた海産物を京に運ぶ街道を「鯖街道」と呼んでいました。
 もうひとつ、小浜でのロケシーンで、「人魚」の像が出てくるシーンがありますが、昔、人魚の肉を食べて不老長寿になり800歳まで生きたという「八百比丘尼(やおびくに)」の伝説があり、それにちなんだ人魚の像が海辺にあります。その像があるところはマーメイドテラスという粋な名前が付けられています。

 主人公の「喜代美」を演じるのが貫地谷(かんじや)しほり君で、私の好きな映画のひとつでもある「スウィングガールズ」のトランペッター役を演じた彼女。この子がなかなかイイ・・・これが一番言いたかった・・・(^^)