カミカミ期
四つバイで進みながら、ますます好奇心探究心を高めてきた赤ちゃんの興味、関心は横への広がりから縦へと、さらに世界を広げていきます。ハイハイで鍛えた背骨や腰は、テーブルなどにつかまり自分の足で体を支えられるようになっていきます。
この頃には、舌は左右に動かすこともできるようになり、口に入れた食べ物の固さにより歯茎の方に運んで食べることもできるようになります。手指の動きがさらに緻密になるので1cmぐらいのさいの目にしてあげると親指と人差し指でつまんでたべるようになります。自分の興味を持ったものを指差してまわりの人に共感を求めるようになります。食事もなるべく家族と一緒にとるようにして「おいしいね」などと言葉かけしてあげましょう。
カミカミ期の離乳食
《穀類》
米 雑穀 小麦粉製品など回転させてすすめます
《魚類》
色々な魚介類を回転させてたべさせましょう。湯でこぼして身をほぐす程度
で食べられるようになります。青背魚は、アレルギー症状を示すことが多い
ので注意しましょう。
《豆類》
大豆にアレルギー症状がなければ納豆などもたべさせて良いです。豆は
ただ煮ただけでかなり甘く感じています。砂糖等は入れないで良いです。
《野菜類》
色々な種類の野菜を茹でて食べさせましょう。親指と人差し指でつまめる
大きさにしてあげると、手指の動きをうながします。
左がのりと小松菜。
右が右回りに白米(おにぎり)、白身魚(鯛)、人参、大根、じゃがいも。
きのこ類や海藻類(わかめ ひじき 昆布 のり)繊維の太い葉菜類などはみじん切りにしスープにして薄い塩味に調味します。
肉類 卵 牛乳 乳製品は1歳を過ぎてからアレルギー症状に気をつけて少量ずつすすめましょう、私が勤務している保育園では2歳すぎまで給食には使用しません。
by yuri
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