たんぽぽの記事のタネがない時のbloggerのひとりごとです。
 ただいま乳腺炎に関する記事を準備中です、もうしばらくお待ち下さい。
 先月、夏休みで北海道を旅行してきました。
今回、どうしても訪れたかったのが、道東の斜里郡清里町の斜里川にある「さくらの滝」
 高さ4m、幅15mほどの普通の滝ですが、普通と違うのは、この滝を50cm前後のサクラマスが何百、何千と遡上する光景が見られるところです。

 ちなみにヤマメが川から降海して、海で大きくなって川に戻ってきたのをサクラマス(桜鱒:桜が咲く頃に戻ってくるから)と呼びます。アマゴが降海して川にもどってきたものをサツキマス(五月鱒:サツキが咲く頃に戻ってくるから)。イワナが降海して戻ってきたものをアメマス(雨鱒:体の模様が水玉模様だから)と呼びます。
 ヤマメ、アマゴ、イワナは海に降海する個体と、降海しないで川に残る個体と2つに分かれます。おもしろいのは、同じ時期に生まれた魚でも、降海しないものは大きくなってもせいぜい30cm前後くらいまでですが、降海したものは、5、60cmにも大きくなって戻ってきます。つまり同じ誕生日でも片やせいぜい30cm、もう一方は60cmなんてことがあるわけです。重さで10倍近いその差はなんなのか?・・主食の違いです。川に残る陸封型の魚の主食は水生昆虫。降海型の魚の主食は小魚やイカ、エビなど。

 さてそのサクラマスがジャンプする光景の動画を撮ってきましたので興味のある方は覗いてみてください。  >>動画はこちら
 道東を6月から8月くらいに旅行する場合は、是非訪れてみてください。近くには、裏摩周や神の子池などの観光スポットもありますので、北海道旅行のおすすめスポットです。