タロット『正義』は、大アルカナの中では、はじめて正面をまっすぐに見据えるカードです。“客観的(に測る)“というキーワードを待ちます。
主観ではなく客観というと、なんとなく自分の意見は含まれないと感じてしまいがちになるけど、ここでいう客観とは自分の視点も含みます。
自分の視点も他者の視点も全方位から見る。その釣り合いを、バランスを測る目こそが客観視点。正義の女神マアトの視点。
客観って(文字通り)第三の目で自分のことも他人のことも含めて見る天上からの視点です。
【日本国憲法 第12条】
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
【日本国憲法 第13条】
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
唐突の憲法ですが…

最近朝ドラ「虎に翼」の影響で、日本国憲法にあらためて触れ、正義のカードの本質ってこうだよなって思い直しました。憲法、ひとごとじゃなかった。
個人として尊重される、それは公共の福祉に反しない限り最大限に尊重される。そしてそれを私たちは不断の努力によって保持しなければならない。ひとりひとりが、実行しないとならない、というところにグッ
ときます。

特にこの「不断の努力により保持」って正義のカードっぽくない?簡単に揺らいじゃうよね、天秤は。
正義の女神がその天秤を何のために測るのか、ということを憲法に当てはめるなら、それは幸福であること、幸福追求になるのでしょう。
その目的をもとに、彼女はもう一方の手に持つ剣を掲げる。
天秤、ただただなんとなく測るものじゃない。測る目的がある。軸がある。この軸を忘れないようにすることが、わたしたちに求められている。そうでないと「ねばならない」に縛られてしまうから。
あらゆる法は(タロット正義のCosmic Lawも)、幸せになるためにあるのであって、縛るためにあることではないということを今日の朝ドラで思い出すことができました

わたしたちはこのことを簡単に忘れちゃう。何度でも、思い出さなくちゃね。
好きなときに、いつでも、どこでも
\水瓶座時代のマルセイユタロット/
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