怠けたい、やりたくない、楽をしたい。
楽をして大金が入ってくればいいのに。
美味しいもの食べたい、
おしゃれな洋服が欲しい、
素敵な家に住みたい、
旅行して楽しみたい、
それだけで暮らしたい、
仕事したくない。
辛い、苦しいことはしたくない。
めんどくさい。
この声↑ わたしの中からもなかなか
消えない声なんですが笑、
同じように感じている方、
わりと多いんじゃないかとおもいます。
ダラけたいよね~(^ν^)
その一方で、厄介なことに、
もっと自分の情熱とつながって
内なる炎を燃やしながら
人生を送りたい、という声もある。
この矛盾する気持ちが、
繰り返し交互に表れる。
10月の蝕の期間(日蝕と月蝕)は
冥王星が水瓶座に移る前の揺り戻し
のような感覚がありました。
よし、今度こそ
決着をつけちゃるぞー!
という気持ちで
タロットカードを引きましたら
『戦車』Chariot
情熱がないところには質量がない。
何かが決定的に足りない。空疎。
情熱があることは、
嬉しい、楽しい、
いつもやる気に満ちている状態、
とは限らない。
情熱の元々の語源の意味は「受苦」。
内なる炎を燃やすって、
ウキウキウッキーなことばかりではないです。
燃やしたからこそ、
照らしたからこそ、
浮き出てくる自分の影がある。
怯えているのは他者にではなく、
隠してきた自分自身にだ。
情熱を避けて通れば
影に出会うことはないけれど、
その影はずっと
無意識のブラックボックスの中から
ノックし続ける。
閉じ込めていたのは誰?
解放されたがっているのは誰。
戦車の御者は幾度の困難に出会う。
その度に自分を取り戻してゆく。
強くなる。
ドラゴンを退治する必要はもうない。
物語は変更された。
ドラゴンと共に進んでいけばいい。
決着はつけなくていい。
戦車は、
情念の炎をエンジンにして
天を翔ける馬車。
わたしたちを天のわが家、
スウィートホームへと
連れ帰ってくれる乗りもの。
愛と信頼に満ちた場所。
行き先はもう決まっている。
飛べないフリをして
地を這うことは
あなたを幸せにはしない。
あなたの馬車を飛翔させるのは、
あなたの情熱だけ。
『Swing Low, Sweet Chariot』
Swing low,
Sweet chariot,
Coming,
For to carry me home
”静かにすすめ
愛しい馬車
やってきて
私を家に連れ帰って”