タロットを読む根源的な力は、知識や論理といった言語能力を中心とした知性ではありません。その場の雰囲気の中で、ある状況がどんな意味を持つかを言語を介さずダイレクトに直観する能力です。これは誰でも生まれながら持っており、実はいつどこでも無意識に使っているのです。そのことを日本語では、「空気を読む」と表現しますが、タロットを読むということは、その場と登場人物を結び付けている空気を読むことなのです。ヨーロッパの秘境的伝統では、これを「エーテル体」と呼びます。
空気を読むことが、他の能力と根本的に異なるのは「全体」を把握することに長けていることです。われわれはものを理解するとき「分かる」、「分かった」と言いますが、これは事態を概念的に分析することを意味します。その概念に焦点を合わせる時、それに当てはまらない他の事態は必然的に排除されるので、当然、全体性を見失います。
タロットは知性ではなく、エーテル体を察知する、言語以前の直観力を使います。このとき重要なのは、言葉ではなく、イメージです。エーテル体は観念や言葉ではなく、イメージに反応します。
『タロットの光』からの引用です。
ふかい、、、ふかいわよね。
LINEとメルマガ読者に先日、9月のタロットメッセージを動画に撮って送りました。
それがこの展開図。
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
フレンチ・スプレッドでは、人物の視線を重視するため、出てくる枚数が毎回異なります。3枚で終わることもあれば、10枚以上出ることもある。(ルールに沿って展開していきます)
左→右に時間軸は流れているけれど、登場人物の流れや関係性を、時間軸をまるごと上から俯瞰して観るので、そもそもの構成が全体を俯瞰できるようなスプレッドになっています。
カードを読むんだけど、カードとカードの間にある不可視のものを読む力も求められる。たぶんはじめての人はそこが難しいと感じるんだろうけど、そこがおもしろいんだよね。
タロット講座では、読む練習として、虫の目・鳥の目・魚の目についてもお伝えしています。タロット講座、9/7まで受付中です。
雑談:
「空気を読む」って、松本人志のつくった言葉よね。すご。
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