セッションや講座に参加してくださる方がいるので、決して一人で仕事をしている訳ではないのだけど、個人事業主としてはその準備をほぼすべて一人でしています。
人にお願いしたり、誰かからのサポートを受け取ることが得意ではないです。本当は欲しい気持ちもあるのだけど。
わたしが自分探しをしていた頃、人生で一番楽しかったことは何か?という問いがありました。
高校の文化祭でクラスみんなで、ところてんを原料であるテングサから煮出して作って販売したことがありました。
テングサを煮出す工程も、ところてんを固めたあと型に流し込んでスルッと出てくる様も、人がたくさん来てみんなでわちゃわちゃした様子も、そのすべてが楽しく愛おしい思い出です。
クラス全体で一つの大きなうねり、グルーブ感みたいなものが心地よかったのだとおもいます。
誰かと一緒に創造することの楽しさと喜びを、あのとき初めて体験しました。
そこには、「集客しなきゃ」とか「人が来なかったらどうしよう」とか、そういう不安はまったくなかったです。当たり前だけど。
まあ、責任感がなかったとも言える。文化祭だからね。責任ってなんだろうね。
新しく講座を募集するとき、わたしの中には「人が来なかったらどうしよう」という恐れがあることを自覚しています。
昔はここに「満足してもらえなかったらどうしよう」というのもありました。
今あるタロットクラスのコンテンツは、わたしにとっては現時点でマジで最高のものなので、「満足してもらえなかったらどうしよう」は無くなりました。
こう思えるようになったのは、試行錯誤しながらも継続してきたからです。
もちろん、満足しないという人がゼロだと言いたい訳ではなく、これからも小さな失敗をすることはあるだろうとおもいます。
でも、自分が最高だと思えるものを提供し、そのときできる最善を出しているのだからしょうがないね、とは思えるようにはなりました。
コンテンツはわたしがベストだと思えるものを組み上げていますが、「最高」はわたし一人で成し遂げるものではなく、参加者と一緒につくりあげていくものです。全員で場をつくっています。
参加してくださる方が心を開いて「自分」を開示してくださることが、何よりの豊かさです。わたしももちろん開いています。
だからわたしがクラスで大切にしていることは、安心して自分を開示できる場づくりかもしれません。
シェアすることは、表現することであり、分かち合いであり、豊かな循環を生みます。
クラスの中で誰かが語っていることを「自分には関係ないわ」と上の空になるのではなく、なぜ自分は今この場にいるんだろう、なぜこの話を聞いているのだろう、と興味を持って話に耳を傾けると、相手の中に自分の一部が見えてくるかもしれません。
自我が偶然のように感じることは、宇宙にとっては必然ですね。
ふふふ、ここまで書くと自分がいかにみなさんからのサポートと分かち合いを受け取っているのかがわかりました。豊かさも。
そうそう、他者のサポートを受け取ることの話でした。
まだまだ自分は十分に受け取ってないというのは思い込みでした。
講座やセッションを受けていなくても、こうやってブログやメルマガを読んでくださるだけでもわたしの表現を分かち合ってくれていますね。そしてわたしも十分受け取っています。いつもありがとう。
Q 自分が正しい道を歩んでいるかどうか、どうすればわかるのでしょうか?
- 正しい道を歩んでいるかどうかは、一歩一歩、生きる喜びを感じているかどうかで決まります。
(アレハンドロ・ホドロフスキー)
◇ 2022.07 start マルセイユタロット講座(東京)◇
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東京でのマルセイユタロット講座がはじまります!
『エッセンシャル・ジャーニー』
マルセイユタロットの宇宙
▷概要
新しい視点で世界を観る目を開く
「タロットカードを混ぜるとき相談者は、自らの混沌を、宇宙を作り出します。それは相談者の質問のテーマにおける、無意識の風景です。」
- 「タロットの宇宙」アレハンドロ・ホドロフスキー
タロットリーディングにおいて私が大切にしていることは、相談者が自分の心に直面して、タロットの絵柄を通して非言語領域でメッセージを受け取ることです。
真のコミュニケーションは、思考を通さず、相手の知覚にダイレクトに伝わるものであるべきだからです。
けれど非言語だけでは混乱することもあるので、そのお手伝いとして言葉をつかいます。
タロットリーダーは、無意識の風景を言語化する翻訳者です。相談者にとって、有益※で肯定的な選択をするサポートをします。
※ここでの有益とは、私たちがより高い意識レベルに到達するのを助けるものであり、無益なものとは、私たちの意識レベルを低下させ、神経系に影響を及ぼし、うつ病や自己破壊を引き起こすもののこと。
また、タロットの展開図は一つの視覚言語で書かれた文章です。文には「型」があります。「型」は直感や想像を個人の強固な信念体系から切り離し、適切に働かせるための骨組みです。
「占い師たちはアルカナを読み解くのではなく、カードがひらめきを引き起こしてくれるまで待ち、それを勝手気ままに訳していた。」
- 「タロットの宇宙」アレハンドロ・ホドロフスキー
このクラスでは、直感が本物か勝手気ままなものかわからないまま読むのではなく、型を練習することを通じて、シンボルや人物の視線、動きなどが、自然とアルカナへと導かれることを信頼するためのトレーニングを行います。
タロットを読むことは本来、ものすごくシンプルです。矛盾するようですが、型なんてなくても好きに読んでいいのです。けれどそのうち、シンプルだけど簡単じゃないということにも気づいてきます。
気分のよさや未来の展望に希望が持てることのみが選ぶ基準では意味がない。それを超える「知っているという感覚」の方がはるかに魂の声に近い。直感とは、魂の震えがそこになければならないものだと考えています。
タロットリーディングが心の最も深いレベルで、相談者の安心・幸せにつながっていることを信頼し、内的な諸力が肯定的な未来を創造する方向へと向かうようなリーディングを、このクラスでは目指しています。
▷3部構成
▼講義【思考へのアプローチ】
▼インナーワーク【知覚へのアプローチ】
▼実践【統合】
たくさん変化して、たくさんチャレンジして、失敗しても修正すればいいかと思えるようになったのは、ホドロフスキーのおかげです。タロットを占いというより、祈りにしたいです。タロットの面白さ、奥深さをご一緒できれば嬉しいです。
◇ 2022.07 start マルセイユタロット講座(東京)◇
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