自分がどういう風に生きていきたいか、自分のことがわからない時、「これだ!」という答えを一気に見つけようとするのはやめた方がよいです。
なぜなら、焦りからよいアイデアは生まれないし、そもそも「これだ!」を感じる力が弱っているからどうしたいのかがわからないのだから。
やるべきことは日常をひとつひとつ丁寧に過ごして感じる力を養うことと(←そう、これは養うものです)、やったことないことへの新しいチャレンジです。これだ!というものにたどり着くために必要な寄り道を、ほとんどの人が経験している。
さかなクンはいまでは東京海洋大学客員准教授になっているけど、その前には魚類専門のペットショップ、水族館やお寿司屋さんなど魚に関連するアルバイトをいくつも経験したそうです。(←Wiki調べ)
寿司屋のオーナーが、お店に魚のイラストを描くよう依頼し、そのイラストを見た他店舗や企業から仕事が舞い込み、さかなクンはイラストレーターになる。その後テレビに出たことで、株式会社アナン・インターナショナル会長の目に留まり、水族館での絵の展示などをサポートしてもらえるようになったそうです。
自己実現に向かうまっすぐ正しい一本道を歩いてなくても、くねくね歩いていても、要所要所で導いてくれる人が現れる。不思議なご縁はある。不思議だと感じているのは私であって、宇宙にとっては必然なのだろうけど。こっちだよって引っ張り上げてくれるの。でもそのご縁の糸は、しっかり結ばないと簡単に切れてしまう。
しっかり結ぶためには、自分のやってみたいことに確信が持てなくても、ピンときたことを、ありったけの自分を込めてやってみることです。
「そんなこと時間とお金と体力の無駄なのでは?」「ゴールなんてないのでは?」という頭の声が聞こえたとしても、自分の中の否定的な声に負けない心を養うプロセスそのものが、宇宙の応援を呼び込みます。それ以上に欲しいものってないよね。
ただし、自分が弱りすぎている時の直感は過剰な期待を生みやすいので、詐欺みたいなものに引っかかりやすいです。一度落ち着きましょう。こういうのも参考までに使ってみてね