タロットカードで逆位置が出ると
がっかりすること、ないですか?
逆位置のときは、
そのカードのエネルギー状態が
不足や停滞、暴走するなど
不調和な状態にあることを
意味します。
今日はマルセイユタロットクラスの
受講生からの質問に返信したものを
ご紹介しますね。
ー ー ー ー ー
カードが逆に出ると
がっかりするの、わかります。
だからこそ、ホドロフスキーは
正位置のみでのリーディングに
こだわっています。
リーディングを重ねていくと
深いメッセージを伝えるために
逆で出ることがあると
理解できるのですが、
それでもやっぱり正位置で
出てくると嬉しいですし。
人生には波があるので、
上昇するときも下降する時もあって、
タロットの逆位置は
うまくいってない時でも
私たちに道があることを教えてくれます。
カードの向きが逆だからと
がっかりする必要は本来はありません。
そのことが災いを引き起こす訳でもないです。
逆位置が出ても動じない
自分に憧れるけど、
わたしはがっかりしてしまう
自分も受け入れたいです。
ドキッとしたり、ワクワクしたり、
がっかりする自分を受容しながら、
タロットを楽しんでいただけたらな
と思います。
ー ー ー ー ー
マルセイユタロット・レッスンで
お伝えしているフレンチスプレッドは
逆位置には必ず”対策”カードを引きます。
だから逆位置であっても
ほったらかしということはありません。
「タロットはただの
長方形の紙に過ぎない」
という身も蓋もない言葉は
ホドロフスキーのものですが
逆位置に影響を受ける自分に
深刻になりすぎず、
タロットが人生を創造的に生きる
可能性を思い出させてくれる
そのことにリラックスして、
タロットを楽しめるといいなとおもいます。
未来はいつでも流動的だ
觜森 さい子(はしのもり さい…のmy Pick