タロットを仕事にするのであれば、
もしくは仕事にしなくても
その深淵な入り口を覗き込み
魅入られ、一生の付き合いになるかも
しれないと感じたならば、
「タロットとは何か」
「タロットリーディングとは何か」
を言語化しておくことは
重要な課題となるはず。
けれどこれらの問いは、
「人生とは何か?」
「あなたの人生の目的とは何か?」
と訊かれるのと同じくらい
難しいものでもある。
いや、答えることはできるの。
肝心なのは、そこにどれだけ
確信が込められているかだ。
答えは年齢や経験に応じて
伸び縮みするし、
瞬時にその意味が入れ替わっては
迷い考えながら
アップデートされていく。
- タロットとは本当は何なのか
説明してもらえますか?
「タロットは形而上学的な機械だ。
要約するのがとても困難な
イメージと形式の組織体で、
人類初の視覚言語の一つだ。
タロットには二二枚の
大アルカナがある。
スペイン語の
アルファベットを用いて
『ドン・キホーテ』が書けるなら、
二二枚のカードで
何ができるか想像したまえ。
それに加えて五六枚の
小アルカナがあるんだからね。
タロットは投影的視覚の幾つかの
規則に対応している。
自分自身を見れば見るだけ、
自己発展ができるようにしてくれる
鏡のようなものだ。
この鏡を覗き込んで、
自分のことが
理解できるようになるよう、
私は他の人のためにも
自分のためにも用いている。
例えば、
「何が偶然か?」、
と問いかければ、答えてくれる。
「何が愛か?」、
説明してくれる。
「私は何者か?」、
するとそこに自分の姿が現れる。
タロットは相談者の
無意識を教えてくれ、
助けることができるなら、
助けてくれる。
治癒するために役立つんだ。」
(アレハンドロ・ホドロフスキー
「サイコマジック」より)
各自がタロットをどのように
用いるかを明晰にするために、
ホドロフスキーのタロット哲学や
彼が書いたタロットの本に載っている
リーディングを実践してシェアし合う
オンライン上の
”タロット強化夏合宿ゼミ2021(仮)”
を予定しています。
参考にするのは主に
こちらの本です
觜森 さい子(はしのもり さい…のmy Pick
本は持っていなくても
参加可能です。
でも当たり前だけど
持っているとより理解が深まります。
フェイスブック苦手という方も
いると思いますが、
便利で使いやすいので
フェイスブックのグループ機能
を使う予定です。
初心者ではなく、すでに
マルセイユタロット大アルカナの
象徴や意味を知っている
方向けです。
*カードの意味については講義しません
*視線を追って展開するフレンチスプレッドは知らなくても問題ありません
*逆位置を採らずにカードを読む練習をします
初めての試みなので
モニター価格となる予定です。
