タロットを学ぶにあたり、現時点(2022/8)で個人的なおすすめの本をご紹介します。

 

 

マルセイユタロットに関しては出版されている本が少なく、ほんとうによくいただく質問です。在庫がなく手に入れにくいものもありますが、ご容赦ください。

 

 

 

 

 

おすすめ

マルセイユタロット本

 

 

 

 

はじめての人におすすめなのはこれ気づき

 

大アルカナのみですが、基本のシンボルについての解説が載っています。ただし、タロットを占いとして使いたいひとには向いてないです。タロットは未来予測をするための占いには使えないとはっきり書いてあります。ですが、人生をよりすばらしいものにするという精神性(スピリチュアリティ)がはっきりしており、その目的でタロットをつかいたい方にはおすすめです。あと紙がつるっつる。

 

 

 

 

 

 
どれか1冊と言われたらこれ キラキラ
 
著者のアレハンドロ・ホドロフスキーは、フランス在住のカルトフィルムの映画監督、詩人、アーティスト。タロットは78枚でひとつの宇宙であるという哲学に沿って、形而上学、神秘学、心理学、アート、詩などあらゆる角度からマルセイユタロットについて考察された本。辞書のように本棚に収めておきたい1冊です。ホドロフスキー・カモワン版タロットの制作者。
 
 
 
 
タロットの象徴について心理学的背景を深めたい方におすすめです。マルセイユタロットをメインとした22枚の大アルカナについて丁寧に書かれています。いわゆるタロット占いができるようになる本ではないです。タロットの図像についてユング心理学的な側面からアプローチしています。
 
 
 
 
”恋人”のカードに特化した謎解きのようになっている本。西洋美術が好きな方やマニアの方向け。
 
 
 
 
 
 

マルセイユタロット以外の

おすすめ本

 

 

 

 

ウェイト・スミス版に準拠したおすすめのタロットワークブック。マルセイユタロットでやることも可能です。初心者〜プロ向け。知識としてのタロットではなく、個人の内面とタロットを紐づけるためのワークがすごくよくできています。自学自習が好きな人に向いています。

 

 

 

 

 

 

 

タロット全般の歴史や流れを知りたい方におすすめ。コンパクトにまとまっています。

 

 

 

 

 

 

気になる

マルセイユタロット洋書

 
 
 
ブログでよく使わせていただいてるCBDタロットを制作したYoav Ben-Dov博士の著作。博士はフランスにいた頃、ホドロフスキーからタロットを学んでいたそうです。
 
 
 

 

 

 

フランス、マルセイユ在住のWilfried Houdouin 氏の英訳版の本。

神聖幾何学とタロットの関連について研究されています。

 

以前わたしもご紹介したことがある彼の日本語の本がありますが、こちらはおすすめしておりませぬ。理由は聞かないで……。

 

 

 

 

フィリップ・カモワン氏もフランス語で本を出しているそうです。

こちらは日本語に翻訳予定があるようなのでそれを待っているところです。