きのうのブログを読んで
「えっ、そんなこと?
そんなところでつまづいてたの?」
と思われた方もいるかもしれない。
そう、わたしは
何年もこの仕事をしてきたけれども
そんなことでつまづくのである。
昨日書いたこと。
多くの場合、創造の種は
意図することからはじまる。
どうしたいのかを
明確にすること。
言語化することは
エッセンス以外を削ぎ落とすことで
それはすなわち、限定することだ。
意図のエッセンスだけを残す。
これ、仕事師(マジシャン)の
大切なお仕事です。
こどもの頃って割とみんな
簡単にできていたとおもう。
あれやりたい、これやりたい!って。
大人になると
迷子になるのなんでだろう。
自分探しという迷子。
でね、これができないと
必要な情報が集まってこない。
情報を与えてくれるのは斎宮。
斎宮は膨大な宇宙情報
(アカシックレコード)
にアクセスできるので、
(斎宮の持っている本)
索引(意図)がないと
必要な箇所を探せないの。
↓手に持ってる本は星を読んでいる
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
そして意図するとき、
コロコロ変わる自我の声を
聞いて決めると
結局はふり回されて終わる。
自我はいくつもの
仮面を持っているから、
とりとめがない。
気分で変わる。
うん、そうか。
こどもの頃は
この仮面が少ないから
シンプルに仕事師の力を
発揮できるんだね。
Yesを出したAに対し、
Bは損をするのではないかと心配する。
Cは人目を気にし、
Dは騙されるのではないかと不安になり
Eは沈黙し失敗したら自分を責める。
AからEまで全部じぶん。
覇権争いが勃発する。
争いは絶えない。
全員の声が頭の中を
一日中駆け巡る。
Aが斎宮から受け取った情報。
B,C,D,E が斎宮から受け取った情報。
情報があふれすぎて混乱するのだ。
これがひどくなると
やがて斎宮はあなたを
信用しなくなるだろう。
いつかそれは狼少年として
致命的なミスになりうる。
『自身と仲たがいしている人は
全世界と戦っている人である。 』
マハトマ・ガンジー
だから意図するときは
変わらない自己、
セルフを中心に置く練習をする。
自己は答えそのものだ。
決して変わることがないものに
迷いや葛藤はない。
それでも気分の声は
絶え間なく聞こえてくる。
ここで大切になってくるのが
1仕事師の相方である11の力。
生きていく過程で仮面は必要だった。
わたしたちを守ろうとしたんだよね。
だから身につけた。
それらを統率しひとつにまとめあげる
時がきて、それは力のお仕事です。
どの声のボリュームを上げ
どの声のボリュームを下げるのか。
わたしたちに与えられた
選択肢は、
「自我と自己
どちらに決定権を授けるか」
それだけだ。
自己とともに意図すれば
斎宮はシンプルな情報だけを
提供してくれる。
こどもの頃のように。
それらはやがて自然に
女帝のエネルギーへと変化する。
創造はインスピレーションとなり
空からひらりひらりと降りてくるだろう。