<正義>
大切なものを守るために、他を切り捨てる判断力を養うカードです。彼女の右手の剣はそのためにあります。
大切なものとは「なに」でしょうか?
どうすればそれを知ることができるのでしょうか?
まっすぐに前を見据えるこのカードはまた、自分自身をまっすぐに見ること、正直であることを求めているようにもみえます。
足元に落ちている羽根のようなものは、しばしば古代エジプト神話の女神マアトに言及されます。
(Wikipedia マアトより)
悪行を計るものとして天秤が使われていますが、秤の内側が水色になっていることから、自身のスピリットが望むことを行ってきたかを問われているようなイメージです。水色はスピリチュアリティ・霊性を表します。
恋人のカードで人間がもつ複雑な感情を経験し、戦車のカードで成功を成し遂げた後にこのカードが告げているのは、それらを踏まえてあなたの本質・スピリットは何を大切にしますか?と問いかけているようです。
ここで重要なのは、欲望や感情を、本質としての自分から切り離して見る客観性です。
他者を客観的に見ることは比較的容易です。
ですが感情と自分を一体化し、思考と自分を一体化し、欲望を自分自身だと感じている個人がこれをするのは、簡単ではないでしょう。
しかしここから先、隠者以降の内面の旅へと進んでいくためには、この切り離しは不可欠です。感情と自身を同一視していては、この先は地獄でしかありません。
通常のリーディングにおいては何かのバランスが崩れていることについてのお知らせであることがあります。
8は完璧さ、物質的なもの・精神的なもの両方の安定を表す数です。
つまりこのカードは常に安定・調和へ導こうとする働きがあります。しかし、彼女の持つ天秤はよく見ると微妙に均衡がとれていないではないですか。
ホドロフスキーによると、万物が変化し続ける世界において、決して秤が均衡することがない中で試みられる、ダイナミックなバランスへの希求をこのカードは示しているのかもしれない、とのことです。
正立
・判断
・調整
・決意
・ルール、法律
・完全
・バランスをとる
・客観的にみる
・承認すること
・現実を見る
・正直になる
逆位置
・批判、ジャッジ
・無慈悲
・冷酷
・去勢
・厳格
・執念深い
・完全主義
・違法的な行動
・裁判になる
・変化を拒む
好きなときに、いつでも、どこでも
\水瓶座時代のマルセイユタロット/
あなたを読むものがたり
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「10年以上自分探しをしていたわたしが好きなこと(タロット)を見つけて仕事にするまでのお話」
・好きだけでは乗り越えられない壁を超えていくポイントについて書いてます
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