わたしたちが悩んだり苦しんだりするのは、相反するエネルギーが元になっています。



- 動きたいけど動けない

- 戦争に賛成・反対

- 好きな人がいるけれど、倫理的にゆるされない

- 会社を辞めて好きなことをしたいけれど家族を養わなければならない(から辞められない)


などなど。



葛藤がなければ、悩みは存在しません。



マルセイユタロットの大アルカナには
反するものを統合するというテーマがあります。


統合ってなに?


ということなんですが、それを図にしてみました目





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Aさんの角度から見ると、左側にある長方形の方が高いです。
高い=よいものとするとAさんは左にある長方形の方が右よりも優れていると感じます。



Bさんの角度から見ると、右側にある長方形の方が高く見えます。Aさんとは反対に。左側の長方形は右側より劣る、そう考えます。



AさんとBさんはこのことについて話し合います。

すばらしいのは右だ、左だと。

自分の視点を広げようとせず、そこからの景色だけに執着すると、正しい・間違っているという考え方から抜け出すことは難しく、争いが絶えなくなる。何が正しいのかわからなくなって、動けなくなる。


その葛藤のエネルギーで人生を消費することにもなりかねない。
対人だけでなく、この両者(AもBも)を私たちは内に抱えています。


Cという別の視点を獲得することは、Aの視点でもモノを見ることができるし、Bの視点でも見ることができる人です。


どちらからも見ることができると、AもBも一緒だよということがわかります。大きさは変わらない。争いは無意味だということが理解できる。


好き嫌いはあるでしょう。わたしはAから見る景色が好き、など。


好き嫌いと葛藤は別です。


Cは、AもBも一緒だよね、それでもわたしはAが好きだからAを選ぶとなったとき、そこに葛藤がないので無駄なエネルギー消費がなくなります。

軽やかに行動できるようになります。



こういう細かい葛藤の統合の連続の終わりに、月と太陽のカードで大きな統合が起こるのでしょう。



細かい葛藤の連続、反するエネルギーが何なのかを視覚的に見せてくれるものがタロットカードです。


マルセイユタロットには、それを修正してくれる秘密も含まれています。





次回のマルセイユタロット講座は
11/4(水)夜スタート。


◆本にはのっていない はじめてのマルセイユタロット講座~ Skype
マルセイユタロットとは何か?からはじまり、大アルカナ1枚1枚の意味、絵のシンボル、魂のたどる過程、リーディングを学びます。
タロットがはじめての方でも分かりやすくお伝えします。

詳細:http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12029616054.html