Aさんの角度から見ると、左側にある長方形の方が高いです。
高い=よいものとするとAさんは左にある長方形の方が右よりも優れていると感じます。
Bさんの角度から見ると、右側にある長方形の方が高く見えます。Aさんとは反対に。左側の長方形は右側より劣る、そう考えます。
AさんとBさんはこのことについて話し合います。
すばらしいのは右だ、左だと。
自分の視点を広げようとせず、そこからの景色だけに執着すると、正しい・間違っているという考え方から抜け出すことは難しく、争いが絶えなくなる。何が正しいのかわからなくなって、動けなくなる。
その葛藤のエネルギーで人生を消費することにもなりかねない。
対人だけでなく、この両者(AもBも)を私たちは内に抱えています。
Cという別の視点を獲得することは、Aの視点でもモノを見ることができるし、Bの視点でも見ることができる人です。
どちらからも見ることができると、AもBも一緒だよということがわかります。大きさは変わらない。争いは無意味だということが理解できる。
好き嫌いはあるでしょう。わたしはAから見る景色が好き、など。
好き嫌いと葛藤は別です。
Cは、AもBも一緒だよね、それでもわたしはAが好きだからAを選ぶとなったとき、そこに葛藤がないので無駄なエネルギー消費がなくなります。
軽やかに行動できるようになります。
こういう細かい葛藤の統合の連続の終わりに、月と太陽のカードで大きな統合が起こるのでしょう。
細かい葛藤の連続、反するエネルギーが何なのかを視覚的に見せてくれるものがタロットカードです。
マルセイユタロットには、それを修正してくれる秘密も含まれています。
次回のマルセイユタロット講座は
11/4(水)夜スタート。
◆本にはのっていない はじめてのマルセイユタロット講座~ Skype
マルセイユタロットとは何か?からはじまり、大アルカナ1枚1枚の意味、絵のシンボル、魂のたどる過程、リーディングを学びます。
タロットがはじめての方でも分かりやすくお伝えします。
詳細:http://ameblo.jp/s-t-a-r-g-a-z-e-r/entry-12029616054.html