本日もホドロフスキータロット研究会のため翻訳中
逃避もとい休憩の合間に、監督のソウルカードとパーソナルカードについて調べてみました。
⇒ホドロフスキーとは? http://www.uplink.co.jp/dune/jodorowsky.php
wikiによると、ホドロフスキーは
パーソナルⅤⅠⅠⅠⅠ「隠者」
ソウルⅠⅠⅠⅠ「皇帝」

【ソウルカード】
・その人の本質をあらわす
【パーソナルカード】
・周りから見たその人
・社会的役割
・生まれてから後天的に身につけたもの
【ソウルカード】
ソウルⅠⅠⅠⅠ(4)皇帝 は、
監督、という言葉がぴったりです。
実際に映画監督もされています。
人を取りまとめたり、マネジメントしたり。
『ホドロフスキーのDUNE』を見た方は分かると思うのですが、人を惹き付ける能力、やる気を起させる能力、とりまとめる能力は、本当に天性のものだと思われます。
また、カードの右下、黄色い鷲の下の部分に卵がありますが、形に落としこむ力もそうとう強いです。
『DUNE』という作品は結果として産まれはしなかったけれど、それは監督が妥協をしなかったから。その秘密のひとつには、パーソナルカードが絡んでいるのでは、と推測します。
【パーソナルカード】
パーソナルⅤⅠⅠⅠⅠ(9)隠者 は、
パーソナルⅤⅠⅠⅠⅠ(9)隠者 は、
後進の、もしくは他の人々を導いている姿です。
それは、タロットセラピーやサイコマジックを、”ミスティックキャバレー”と名付けた会で、無償で人々に提供することもそうでしょうし、今も現役でTwitterにたくさんの詩を投稿したりといったところに見られます。
しかもこの隠者は、俗世間の評価や評判、損得勘定といったことは気にせず、魂の灯りに添って人を導きます。
本人は色々なことをやっているけれど、大きくくくると”アーティスト”であるとおっしゃっており、そこに異論のある人はいないと思います。
ただ、『DUNE』に出てくるサルバドール・ダリや例えばゴッホ、日本でいうと岡本太郎や草間弥生といった、生粋の?アーティストとは少し違っているかな、と思います。
アーティストとは、見えない世界・イメージの世界からこの世界に形を降ろしてくる人だと思うのですが、ゴッホや草間弥生が体全体をあっちの世界へ突っ込んで、両手のみこっちの世界で動かして作品をつくっているとすると、ホドロフスキーはその逆で、時折頭だけあっちの世界へと覗かせて、体はずっとこっちにある、みたいな感覚です。(分かりにくいかな
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それは、タロットセラピーやサイコマジックを、”ミスティックキャバレー”と名付けた会で、無償で人々に提供することもそうでしょうし、今も現役でTwitterにたくさんの詩を投稿したりといったところに見られます。
しかもこの隠者は、俗世間の評価や評判、損得勘定といったことは気にせず、魂の灯りに添って人を導きます。
本人は色々なことをやっているけれど、大きくくくると”アーティスト”であるとおっしゃっており、そこに異論のある人はいないと思います。
ただ、『DUNE』に出てくるサルバドール・ダリや例えばゴッホ、日本でいうと岡本太郎や草間弥生といった、生粋の?アーティストとは少し違っているかな、と思います。
アーティストとは、見えない世界・イメージの世界からこの世界に形を降ろしてくる人だと思うのですが、ゴッホや草間弥生が体全体をあっちの世界へ突っ込んで、両手のみこっちの世界で動かして作品をつくっているとすると、ホドロフスキーはその逆で、時折頭だけあっちの世界へと覗かせて、体はずっとこっちにある、みたいな感覚です。(分かりにくいかな

地に足がついてる。お酒が意識の明晰さに悪影響を及ぼすとなったら飲まないし、禅の思想に魅力を感じれば、足が痺れても瞑想を続ける。
体の軸があっちの世界へ偏りすぎることもなく、かといって現世的なものにも染まりすぎない。非常なバランス感覚でアートをつくり出しているなぁという印象です。
直感に優れているのだけど、本を読むと驚くほど細かく分析しているし、論理的でもある。だから読んでておもしろい。本の一部はポエトリーになっています。分析とか知識だけの本だとすごいなとおもうけど、わたしは飽きてしまう。翻訳しても読む価値のある本に出会えてうれしい
