マグナム祭り3日目
今日はサイクロンマグナム

サイクロンマグナム
星馬豪の3代目マグナム
この頃には原作とアニメでまったく別のストーリー展開であったため、登場の経緯やマシンの特徴なども大きく異なる
同じなのは大神軍団のマシンにVマグナムを破壊されたので新しく作ったという点くらいである
原作では大神研究所でのブロッケンGに破壊されたビクトリーマグナムのボディを集めてその場でZMCパテで修復して誕生した
その際ZMCが硬すぎてそのまままではカッターで削れず、廃熱風で柔らかくして自分の手を傷めながらも形にしていった
復活したマグナムを中心に土屋軍団、大神軍団共同のファイナルフォーメーションで量産型スティンガーの群れを駆除し、大神研究所を脱出した。原作ではここで大神との対決が終了し、WGP編へ移る
WGP編でも引き続き活躍し、1戦目となる対アストロレンジャーズ戦のリレーレースではアンカーを担当。タイヤの回転を利用して走るほどに充電するという科学的・物理的には絶対に不可能な超絶技術を搭載したバックブレーダーを相手に、壁走りを使ってあと一歩のところまで追い詰めるも敗戦(ただし、いくつかのトラブルが無ければ豪が勝っていた可能性もあったことをブレッドがレース後に口にしている)
続く対ロッソストラーダ戦ではディオスパーダの攻撃に耐えながら何とかゴールして勝利したが、このレースでビクトリーズのマシンは大ダメージを受け壊滅、マグナムもその例に漏れず、これが最後の活躍となった
アニメでは土屋博士が海外旅行出張に行っている間にJがVマグナムを復活させようと研究所のコンピュータからVマグナムのデータを見つけ出し、Vプロジェクトマシンを使って復活させようとした
しかしそうすると自分が育てたマグナムじゃなくなると思い豪は拒否。ばーちゃん趣味冷凍バーチャルシミュレートマシンを使って新しいマグナムを開発する。バーチャルマシンでのデータはカイが送り込んだウイルスによって破壊されてしまったが、豪がセッティングデータを覚えていたためその落書き設計図を元にJと共同で開発した。あんな落書きを一瞬でちゃんとした設計図データとして取り込める土屋研究所のPCとJの技術は相当凄い。ボディキャッチにはビクトリーマグナムのパーツで唯一使える形で残っていたものを使用している。
デビュー戦となるジャパンカップオータムレースでは、完成直後にスタートという慣らしも調整もしていない状態だったため序盤はスピードが伸びず最下位になるも、レース中盤から突如加速、先頭マシンをゴボウ抜きして一気にトップに躍り出た。だがゴール目前でボディが外れてしまい転覆、入賞は逃した。
その後の検証で急加速の原因はスピードが一定以上になると強力なダウンフォースが発生するためだと判明。ボディが外れたのもその際に発生する空気がボディとシャーシの間に入りこむためだった。豪はスタートからスーパーダウンフォース状態になるまでのタイムラグをどうにか無くそうとあれこれ考えた結果空気砲を搭載しようと考え、一時はJともすれ違ってしまうが、烈の言葉で大切な気持ちを思いだしJとも仲直り。その後は走行中にボディにヒビが入ってしまう問題が発生。ボディ形状を変更するなどいろいろと対策を考えたが、豪とJだけではこの問題を解決できず、海外旅行出張から帰ってきた土屋博士が開発したプラスチックの分子結合力強化スプレーを吹き付けることで解決した。
スーパーグレートジャパンカップ最終戦ではレース序盤が周回コースで、コースアウトすればその時点でリタイヤとなってしまうため、6個のローラーを装備してらしくない安定走行をしていたが、そのせいで周回遅れ寸前まで差をつけられてしまう。終盤は烈の挑発もあり余計なパーツを外していつもの走りに戻り、最後の直線コースではトップでゴール。SGJC総合ポイントで1位になり優勝した(ただし2位だった烈も総合ポイントで豪と同点だったため星馬兄弟の同時優勝となった)
SGJCの後はGPチップやZMCγ製のボディを搭載したグランプリマシンとしてTRFビクトリーズの一員として活躍。ただしチーム戦のルールや戦略を全く理解しておらず、いつも通りかっとびな走りを繰り返してリタイヤすることも少なくなかった。
ロッソストラーダ戦では相手がバトルを仕掛けてくることを事前に知りメンバーに伝えるも、WGPでバトルレースをするレーサーなどいないと考えていた他のメンバーには信じてもらえず。固まっているとまとめてやられる危険があるとレースではチームのフォーメーションを乱したり、相手の妨害に徹したが、それが原因でビクトリーズメンバーには見放されてしまい、途中でレースを放棄しその場に座り込む。メンバーのマシンがディオスパーダにやられ、ブレッドに挑発されてレースを再開。サイクロンもダメージを受けたが、ビクトリーズメンバーのマシンパーツを装備したサイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナム(サイクロンをベースにネオトライダガーのモーターとギヤ、スピンコブラのシャフト、プロトセイバーのセンサー、ハリケーンのウイング)でディオスパーダ軍団を一気に抜き去り、トップでゴールした(ただしレースは1~5位に入ったマシンに与えられるポイントの総数で争われるため、ビクトリーズの敗北となった)このレース後は力を使い果たしたかのようにボディが砕け散ってしまい、最期を迎えた。
キット解説
1996年9月発売
スーパージャパンカップ’96のシンボルマシンであり、同大会会場で先行販売された。
発売当時は2次ブームのピークであり、アニメでの登場と発売の時期が重なったこともあってものすごい人気を誇った。俺は田舎だったからかそこまで品薄だった印象はないが、クリスマス時期にかけてハリケーンソニックやレイスティンガーとともに入荷待ちの店舗が相次いだようだ。歴代マシン売上では第5位で、ビクトリーとともにトップ5入りしている。アニメでの活躍期間が最も長いためもあってか、レッツ&ゴー世代の中にもこのマシンが一番好きだというレーサーは多い。そういう俺もデザインだけならマグナムシリーズで一番だと思う。
シャーシは新開発のスーパーTZシャーシを採用。これまでのスーパー1シャーシに比べ全長とホイールベースが長く、新設計のワイドトレッドホイールも相まって直進安定性に優れる。また電池の位置が低いことで重心も低く、フロントバンパーやシャーシ底面が肉抜きされているため軽量化も実現。モーターに走行風を当てて冷却するためのエアインテイクも搭載。ロマンあふれる装備が満載である。またスーパーFMシャーシに続いてリヤローラーステーが標準装備されているが、強度がすこぶる低く、FRPなどを装備してもとても使える代物ではなかった。所詮はおまけか
ボディはビクトリーをよりシャープ&コンパクトに洗練し、セイバーと似た大型フラットウイングを装備している。余談だがフロントカウルとシャーシのローラー取付け部の位置が非常に近く、付属の14mmゴムリングローラーでさえもギリギリ干渉しない程度の隙間しかない(これは次のビートも同様である)ため、GUPの大径ローラーなどを装備する際はFRPプレートなどが必須である。
97年2月にはこのマシンをベースにボディの一部形状変更と肉抜きを施したサイクロンマグナムTRFが発売された。
昔はこのTRFのボディに通常サイクロンのウイングを付け、フロントカウルの肉抜き部に発光ダイオードを装備したマシンを愛用していた。
2007年10月にはミニ四駆25周年&新マグナム発売記念にグラスファイバー入り強化シャーシ、ハリケーンソニックのボディとステッカーを同梱、アニメのジャケットイラストを箱絵に使用したサイクロンマグナムスペシャルキットが発売された。
こちらもスペシャルキットの例に漏れず売れ残りが目立った。
2014年11月21日にはレッツ&ゴー!!誕生20周年を記念して、ARシャーシに搭載しメタリック調のステッカーになったサイクロンマグナムプレミアムが発売予定。

箱絵
俺がミニ四駆を始めてから初めての「新しく発売された」マグナムであるため、今でもこの箱絵を見ると当時の気持ちを思い出す。
売り場で見つけて心躍ったのも懐かしい。

パーツ使用例
マグナムでは初めて劇中と同じくレブチューンモーターが搭載されている。弓FRPやショートスタビローラー、スポンジタイヤ、エアロホイールキャップなど、まさに2次ブーム中盤を象徴するような使用例になっている。ただしダブルアルミローラーはそのままではウイングが干渉する為、ウイングを削るかローラーの組み方を変えなければならない。余談だが当時30mmビスや6.7mmアルミスペーサーなどはこのダブルアルミステーローラーにしか付属していなかったため、それらを手に入れるためにも重宝された。というかそれ目当てで買うことの方が圧倒的に多かった。だってアルミはすぐ曲がって使い物にならなくなるし。ギヤはSFM・STZ用の軽量超速ギヤがまだ発売されていなかったため、通常の超速ギヤが装着されている。