誉田哲也「あなたが愛した記憶」 | 走って、食べて、本読んで…

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読書専用ブログでしたが、ヤフブロからラン記録とB級グルメ記事をまとめて引っ越してきました。とても同一人物が書いているとは思えない?という脈絡のなさがウリです(笑)

突然ですが、皆さんは「生まれ変わり」って信じてますか?

私個人的には実に興味があるテーマですし、これまでも生まれ変わりでなければ説明がつかないような事件があることも事実のよう。

だったら、積極的に「ある」と言いたいタイプです。

 

さてさて、本題。

この本は、「生まれ変わり」がテーマではないんですが、極めてそれに近い。

しかし、それを言ってしまうとネタバレになるんで言いにくい…。ジレンマです。

 

誉田哲也さんの「あなたが愛した記憶」

誉田さんといえば、イメージとしては警察小説。

しかしこちらはちょっと視点が変わってます。どちらかと言えばサイコ系、かな。

文庫本の裏表紙には「ノンストップ恋愛ホラーサスペンス」って書いてあります。

 

どんなジャンルやねん!爆  笑

 

この物語は、いわゆる探偵さんが主人公なんですが、1歳の子供を殺害した容疑で取り調べを受けるところから始まります。

そして、過去に遡り、ある女子高校生がこの探偵に、ある仕事の依頼をしにやってくるところへと場面が移ります。

その仕事とは、何と、ある殺人事件の犯人を捕まえて欲しいというもの。

 

これだけの情報では、「???」って感じでしょうなあ(笑)。

殺人犯を追っていた探偵が、何故1歳の子供を殺害するの???

しかも、本当にこの人は犯人なの???

それに、女子高生は警察に行かず、どうしてこの探偵の元に犯人捜しを依頼しているの???

 

「?」ばかりが並びますけど、本書は本当にそんな展開です。

 

そして、全く想像もしていなかったような展開に。

「あ、そういうことね」という、あまりにも意外で、現実味の薄い結論(笑)に導かれます。

 

思わず納得……?

 

いや、納得はしないけど、全ての「?」はこれで片付くということは理解できました。

ということで、ストーリーとしての面白さはありますが、あまりに意外な展開に、賛否は分かれるかもしれませんね。

 

 

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書名:あなたが愛した記憶
著者:誉田哲也
出版元:集英社文庫
初版:2015年11月
紹介文(文庫本裏表紙より)

興信所を営む曽根崎栄治の前に、女子高生・民代が現れる。十九年前に突然姿を消した恋人・真弓が産んだ栄治の娘だと主張する彼女は、二人の人物を探して欲しいと依頼する。半信半疑ながら栄治が調査を進めるうち、民代は、調査対象者のどちらかが世間を騒がす残虐な連続監禁殺人事件の犯人だと言いだし…。この子は一体、何者なのか。犯人の正体は何なのか。ノンストップ恋愛ホラーサスペンス!